１２月に任期満了を迎える大阪市長選をめぐり、平松邦夫市長は１９日、「ダブル選になるなら知事選も選択肢にする」と述べ、橋下徹府知事が知事を辞職して知事選、市長選のダブル選となった場合、平松市長自身の知事選への立候補も検討していることを明らかにした。知事選への言及は初めて。
橋下知事と平松市長、対立する２人の立場が“入れ替わる”異例の状況となる可能性もあるが、現時点で具体的準備を進めている兆候はみられず、市長選立候補をちらつかせて揺さぶりをかける橋下知事に対する、平松市長の牽制（けんせい）の意味合いもあるとみられる。
平松市長は「最終意思は決めていない」と説明する一方で「橋下知事は大阪市を批判することで、大阪府の改革が進んでいないことを隠そうとしている」と批判。「（知事選に立候補して）そういったものを明らかにしたいという思いもある」とも述べた。（19日15時50分付、産経新聞『平松大阪市長「知事選出馬も選択肢」橋下知事を牽制か』より抜粋）
平松氏が知事選を否定しませんか。となると橋下氏とのぎりぎりまでの激しい駆け引きが期待できそうですね。もしこれで知事と市長が入れ替わるようなことになると…。お互いの牽制ごっこは何時まで続くのでしょうかね…。