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このK-1の決勝における、ゲーオ・フェアテックス×左右田泰臣。
僕の採点では、ゲーオの完璧な試合だった。
見てて途中で決着がついたなと感じた時に、
不意に俯瞰に見る自分が現れて考えさせられたのです。
それは、
ゲーオの強さは一体、なんなのだろうか?
いや!?ムエタイの強さって、なんなのだろうか??
大和哲也×ジョムトーンを見たときも驚いた。
ムエタイと掛け持ちで、
なんとなく戦ってみたボクシングのOPBF戦でベルトを取れてしまう選手だ。
OPBFの防衛戦は、日本人と日本で防衛をしたって聞いたことがある。
ミニマム・フライ級みたいな層の薄い階級でもないのに…掛け持ちって…。
(そういえば、八重樫が初めて世界のベルトを巻いた相手のポンサワンとかいう選手もムエタイの掛け持ちだったはず)
ムエタイ戦士には、奥深さがある。
センスがいいけど、怠け者でコロッと倒れるタイプもいるのも奥深い。
僕は、結局のところ分からない。
タイ人のリズムも、価値観も、生きていく術も、、、。
ただ、ゲーオ・フェアテックスは、勤勉なタイプ(センスだけじゃなく研究・探求も怠らない)だという事だけは試合を見たらよく分かる。
そんなゲーオを見て、「コイツがパコーンより弱い?本当なのか??じゃあムエタイって何なの!?」
こんな事を考えてしまったのです。
今回のK-1。
左右田選手。
彼の活躍によって、大会に独特のスパイスを与えてくれた素晴らしい選手だった。
多分、山崎秀晃と戦っても、勝つ可能性は高くみえる。
けど!そんな中で、ゲーオが圧倒的な現実と存在感を見せつけた。
「風格とは何か?」
「強さとは何か?」
すごく、考えさせられました。
それにしても、一月のK-1における60kgトーナメントはどんな面子を揃えるのだろう?
ムエタイからは、ジョムトーンかな?
でも、まだバリバリなのか??
それも、よく分からない。
それくらいの知識しか僕には無いんですσ(^_^;)
だから、来週のNJKFを観に行きます。
大和哲也×サゲッダーオをね^_^
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それにしても、この決勝で唯一の29-29のジャッジをつけた人間は、どう見たのだろうか??
有効打を指で折って数えていくだけで、雲泥の差があるのに…。
ジャッジという仕事は難しいと思う。
でも、この採点だけは意味が分からなかった。
メイウェザー×カネロ戦を思い出しましたねww
それに対してもゲーオは、翌日のコメント。
これが、紳士的だった。
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「一つだけ言いたいことがあります。
決勝戦で29ー29をつけたジャッジの方がいました。
そのポイントに納得がいかないというのではなく、
K-1でもっといい試合をするために、どういう判断判断で29-29になったのかを聞いてみたいです」と語っていた。
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日本のファンだけでなく、
競技者からも憧れと尊敬の念を持って、見つめるしかないだろう振る舞いだ。
日本人選手なら、こんな事を言えるのだろうか??
多分、、、言えない。
全てが、パーフェクト!!
この大会において、笑顔を見せないゲーオの真剣な目は、
背負ってるものの大きさも違っていたと後で感じる。
近くでゲーオを見ることは出来なかったが、
彼の目は猛禽類のように鋭かったように感じた。
今年見た、競技関係なくベストファイターというのを選ぶことができるなら、
僕は間違いなくゲーオ・フェアテックスを選ぶ!
そして、この日の会場の空気。
格闘技のファンが本当に多く詰め掛けていたことを感じた。
日本人の人気選手が多く出場する大会にも関わらず、
一番人気がゲーオだったと思う。
ファンは、日本人だからとか関係なかった。
ウェイトのハンディキャップ、
ルール的なハンディキャップ、
父の死でトレーニング量が少なかったこと、
日本人対決に11連勝中、
色々なものを背負ってるゲーオに会場の観客が期待していた。
新しいK-1のスターが、
日本人ではなくゲーオというのも素敵だ!!
問題は、もう挑む相手がいるのだろうか…。
大和哲也?梅野源治?
それもいいが、僕の大好きな野杁正明しか、、、いないのでは??
とりあえず、今回復活したK-1が長く続いてほしいのだが、どうなるのだろう…。
民放TVが付かないと、より大きなビッグスポンサーもつかないだろう。
本当に、頑張ってもらいたい。
これがK-1復活を見た感想です。
負けた選手達は、悔しい思いをしたと思う。
この悔しさはリングでしか取り返せないだろう。
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おまけ。
この間、友達Hから電話をもらった。
「左右田選手の事をコメントがつまらないとか書くの、マズイんじゃないの?」
と、気を使ってくれていた。
僕も本音では、左右田選手に対して、
「本当に申し訳ない!」って思ってます。
彼が、自分の生きてきた中で作り上げできた感性・価値観の中で、K-1を盛り上げようとしてた事、
自分こそが最強になれると信じて、仲間達と切磋琢磨し追い込んできた事、
いろんなものを犠牲にして、この日にかけてきた事、
そんな事を考えると、失礼だとは感じてます。
それでも、あえて書いたのです。
左右田選手には、さらなる高みを目指してほしいからです。
いや、目指せると思うからです。
そして、僕ごときのブログでも興味の目が、
左右田選手と木村ミノル選手に、当たってくれればという思いで、あえて書いたのです。
それと、こんな風に嫌いな選手という形を自分の中に勝手に作り上げてから観る楽しさってあるじゃないですかσ(^_^;)
木村ミノル選手の事を嫌いだと煽るファンも僕は、どんどん増えてほしいくらいですからね。
「アイツが、倒される所を見に行こうぜー」
なんていう形で集客アップしてくれたら嬉しいんです、僕は。
偏った思い入れを作って観るだけでも格闘技は面白いと言いたいんですね。
僕みたいに、ゲーム展開を見て考える必要なんてないですのでσ(^_^;)
あと、僕は「2ちゃんねらー」のように、
匿名性の中では、無理なんです。
知識量が大したことがないのもありますけどね。
とりあえず、「言うのなら、顔を晒して言えよ!」ってなるのです。
で、僕は、、、あえて、顔も名前も晒しながら本音を言うしか選択肢無いんですよね。
そんな事で、選手に何度かお詫びの言葉を直接述べた事もあります。
どの方も、ありがたい話で、
「いえいえ、もう思ったことを厳しく書いてください。励みになります」と、言ってくださります。
本当にスポーツマンですよね。
そんな事を言われると、好きになるから書きづらくなりますσ(^_^;)
でも、僕は書いています。
キックしか見なかったり興味がない方が、ボクシングに興味を持ってくれれば嬉しいですし、
逆に、ボクシングしか見ない方がキックに興味を持ってくれれば嬉しい。
僕のブログで、ほんの少しかもしれませんけど、新規開拓になればと思って書いてます。
案外、エキサイトマッチ加入者も増やしてるんじゃないだろうか???
WOWOWさん、営業手当をくださいσ(^_^;)
それは冗談として、さて僕は、いつまで書けばいいのだろう。
東京からいなくなるまでか、、、
結婚するまでか、、、
日記にしては時間を取りすぎている。
どうすればいいのか、、、。
そんな思いです。