左右田泰臣×木村ミノルPart2 | おおおかのボクシングBLOG

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Part1は、こちらから
左右田選手のように、
相手の光を消して、自分のゲームを遂行していく選手は僕は好きだ。
だが、、、この地味な顔がキックボクシングに光を照らすのか!?
「絶対に無理だろっ!?」
これが、勝利の瞬間に思ってしまった事だった。

「特にありません」
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「お疲れ様でした」
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「勝利と興奮の雨を降らせる」
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「お前、木村だろ」
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「空前絶後の秋にしたい」
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????
他のスポーツ選手と交流し、
プロレス界の方にも目線を入れてもらおうと、
巻き込もうと、
人気を復興させようと、
そういう左右田選手なりの努力だとは思う。
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そんな左右田の言葉に対して、「あの顔じゃレインメーカーにはなれない」
と確信を突く発言で仕掛ける。
納得できる言葉だった。
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それ以上に僕は、
「お前の新しい言葉を作れよ!」ってなるんですね。
強いのは充分に分かったけど。

木村ミノルもそんな発言をしていたのを後で知る。
本当に、大したものだと思う。

「皆んな歳だし、ロートルの選手ばっかりじゃないですか。
俺ら若い人間が活躍しないと、
なにより俺が優勝しないとKのリングはまた死ぬだけなんで。
あの時の輝きを取り戻すのは俺だけ、
その任務を果たすだけ。
アンチも頑張って言ってくれてるのも感謝。
他の人間は、どう?
別に、何にも無いじゃないですか?
つまんない自分を変えようとさえしないじゃないですか?
そのクセに《格闘技が陽の目を浴びない。人気が出ない》なんて言うでしょ??
だったら、テメエら頑張れよって感じですよ。
俺には格闘技への愛がある。
他の奴らには、その意識が足りない。
それを分からせてやる。
今、格闘技界にアンチがいる選手っていないじゃないですか。
アンチファンは、嬉しいんですよ。

でもね、
格闘技の選手がね、
左右田選手とかもね、
俺の発言を「用意してきた言葉…」って、どうこう言ってるけど、
じゃあ、お前はなんだよ!

どっかのレスラーさんの言葉をパクって言ってるだけじゃないかよ。
そんな奴がチャンピオンになってもらいたくない。
Kのリングに上がらせたくない。
あんなのは、素人以下の発言。
プロとして生きているならば、自分の言葉を持てよ。
他の格闘技の選手の言葉を使って、会見で話すなんて素人以下。
それがムカつく。
相手は、オカダじゃねぇんだよ、バーカ!」
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こんな事をだいたい言っていたはず。
今の時代、こういう発言は皆んな嫌う。
亀田興毅にしても、そうだった。
僕は昔、亀田興毅の発言は良しとしていたんですね。
それが、マッチメイクの伴わない事とバッシングによる好い人ぶった事に僕は嫌っていったんです。
少し前の亀田和毅による発言も僕は良しとしているんです。
「長谷川穂積?あんなん大した事あらへん」と言い、
「山中?勝つには時間が必要やけど、是非やりたい」みたいな発言をしていた。
実際、山中慎介の防衛戦も会場に観戦に来ていたし、テレビにも映っていた。
下剋上の世界を体現しているなと、上のモノに噛み付く意識がある。
亀田興毅は、どうだったか??
河野公平の試合観戦って…と思ったのです。

今の時代は、
本当に透明感があって、
身体能力やセンスもある、
好青年?美少女?的なルックスと発言する選手が多い。
というか、これは拍車をかけていくだろう。
ボクシング界もキックボクシング界もMMAも、何年も前からキッズに力を入れてきたので、ゴールデンエイジからの選手で王者になる増えてきている。(ボクシング界だけじゃないんですよ^_^)

これらの選手が、好選手だが、、、何故か、僕の心は引かれないんです。
ーーーーーー
前回書いた事をもう一度書こう。
僕は、木村ミノルが好きだ。
でも今回の試合は、彼自身のやってきた技術を全て否定されたような負け方だった。
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それでも、、、僕は彼を応援したい。
木村ミノルには、現在の格闘技界にいないヒール道を歩いていく覚悟があると思うから。

最後に。
彼のTwitterの発言をそのまま載せさせてもらう。

@kick_minoru: たくさんの応援コメントありがとうございます!
戦う理由をひとつひとつまた再確認出来ました。

ただ俺の試合をどうこう言う格闘家たち。
お前らと同じ次元で悩んでないから。
俺そこにいないから。
勘違いすんなよ。

俺はいまどん底だけどお前らからしたら雲の上なんだよ。
ーーーーーー
と、記されていた。
彼はまだ、死んでいない。
今度は、上を見上げて戦う姿を期待する。

「敗者が偉そうに上から目線で語るな!」という声もあるだろう。
僕は、違う。
透明感のあるセンスの良さを見せるイケメンだけではつまらない。
ヒール道を生きる彩(いろど)り・艶(つや)が備わった彼のような選手は必要だと思うから。

助演男優賞で終わるのか?
いつか、主演男優賞を掴む事が出来るのか?
僕は、これからも木村ミノルを見ていきたい。