日常の才能化(6)ウイルスの意図を先取りしてしまう | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点
↑ ココカラ塾にて。


昨日のvanillaさんの記事 に、

vanillaさんからのコメントが。

おおー、ありがとうございまーす!!


★大好評、ブログ朝の部でお送りしております、

日常を才能化させちゃうプロジェクト」シリーズ。


(1)それって、才能やね

(2)呼吸ってなぜに…?

(3)笑いのツボ
(4)食べるとは溶かすこと

(5)月和力


まずは、あなたの日常を才能化させていきましょう!


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さてさて、

今年は、例年に比べ、RSウイルスが感染が多いとのこと。


そこで今日は、少しウイルスについて考えてみたいと思います。


ウイルスとは、DNA(あるいはRNA)を核に、
タンパク質の殻(から)だけをまとった非常にシンプルな構造物です。


生物なのか、生物でないのか…


「自己増殖」するという点で、

かろうじて「生きている」と言えるものです。


病原体として、細菌とウイルスを

同じようなものだと思っている人も多いと思いますが、

細菌とウイルスとでは、存在自体、かなり異なるものなのです。


まず大きさが全然違います。

人体を地球に例えると、
細菌の大きさは地球上を歩く「象」くらい。
そして、ウイルスは「テニスボール」から「米粒」くらいの大きさなのです。


(ウイルスは、細菌にも感染できるんですよ!)


***


ウイルスというのは、自分で細胞分裂ができません。
細胞という形態をとらない核とタンパク質だけの構造だからです。

だから、自分の仲間を増やすためには、自分とは別の生物に侵入し、
その細胞のコピー機能を借りて増殖します。


自分の遺伝情報を宿主の細胞のDNAに書き込むわけです。

書き込まれた側の細胞の方では、そうと気づかないままDNAをコピーしていきます。

ウイルスは、こうして他力(感染した宿主の力)で、
自分の仲間を増やしていくわけなんですね(かなり巧妙です!)


***


ウイルスにのっとられた細胞は、本来の自分とは違った情報をもった
細胞になってしまうので、これは、免疫の攻撃対象となってしまいます。


ところが、免疫細胞というのは、
ウイルスだけを狙い撃ち攻撃することができません。


では、どうするかというと、
ウイルスに感染した細胞ごと攻撃してしまうのです。
ウイルスに感染した細胞が多ければ多いほど、
免疫が働いて、どんどん細胞が破壊されます。それが炎症です。


***


さて、以上のしくみで、ぜひおさえておいてほしいのは、


ウイルスは私たちのDNAに、


「何らかの情報を書き込むだけだ」ということ。


その情報に過剰に反応して症状を拡大するか、
適度な反応におさめてしまって共生するかは、
宿主側である私たちの問題なのです。


こちらがウイルスの書き込んだ情報に過剰反応すればするほど
「早く壊さないとー」ってことで免疫が過剰に働きます。
結果、高熱とか強い炎症とかが起こるんですね。


症状自体は、こちらの過剰反応の結果だということ…。


日常を才能化させちゃうプロジェクト(6)


情報過多の現代生活、

様々なニュースに混乱させられる私たちの暮らし。


「情報に対する過剰反応」という意味では、
ウイルスに対しても日々のニュースや流行に対しても、同じなんですね。


・情報に対する識別能力。
・付和雷同しない自分なりの情報の読み方。


子どもの感染の場合でも、お父さんもお母さんがこれを高め、

自分を見失わないような態度こそが、結果、ウイルスに対する

いちばんの予防策になるように、僕は思うのです。



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