八戸駅そばの隠れ家的なレストラン。
大雪の青森と違い、八戸はほとんど雪がありませんでした。
ピエモンテの郷土料理をベースに最新の新科学調理の技法でピエモンテ料理を再構築するお店です。
まずは泡。
カンパーニャのファランギーナです。
温かな一皿です。
今別産石蛸の煮込み、白ポレンタ添え
青森では標準和名ミズダコのメスをマダコと呼び、オスをミズダコと呼び、標準和名マダコのことを石蛸と呼びます。石蛸はマダコです。爽やかな柑橘系の酸味がアクセントとなり、火入れすることで軟らかくなる石蛸の特性を活かした料理です。
パン
3種類の青森県産魚の冷たい前菜盛り合わせ
むつ湾内産鯖の冷燻、クリームチーズのカナッペ
カジキの生ハム、大西ハーブ農園産のハーブ
下北産本鱒のカルピオーネ
自家製ハム盛り合わせ
十和田産奥入瀬大自然黒豚の自家製プロシュット
低温で長期間熟成されたプロシュット・クルード。塩分も絶妙です。
豚のテリーヌ
自家製の精製ラードが口の中で爽やかに溶けていきます。
自家製加熱ハム
低温調理の技法はさまざまな料理に応用可能です。シンプルですが奥が深いです。
自家製スペック
自家製パンチェッタ
自家製ブレザオラと大西ハーブ農園のハーブサラダ
色艶にほれぼれします。えもいわれぬ薫りがワインに良く合います。
自家製トレネッテ、青森県産スミイカのラグー
青森県の西海岸(鰺ヶ沢~深浦)ではアオリイカの小型のものをスミイカと呼びますが、こちらは一般的にスミイカと呼ばれるコウイカの仲間です。
コシのあるトレネッテ、スミイカとハーブとの相性が素晴らしいです。
ポルチーニパウダー入り自家製パッパルデッ
リーネ、おいらせ町鳥谷部牧場産牛肉のラグーセネーゼ(シエナ風ラグー)
一般的なラグーと違い、四川料理のように肉の表面がカリッとするくらい火が通っています。
ポルチーニの香りがするパッパルデッ
鴨腿肉、腕肉のピエモンテ風煮込み、ヒマラヤアワビ茸、マッシュポテト添え
ピエモンテのスパイシーな煮込み。部位によって風味も食感も違います。
スパイスのジェラート、三戸産紅玉のコンポート
スパイスが甘さと酸味を引き立てます。冬のデザートです。
Osteria del Borgo オステリア・デル・ボルゴ
(参考)