メッセージ『26才女性・心の動揺』 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

人はよく『あなたは一人じゃないよ』と言いますが、私はその言葉が大嫌いでした。

両親を早くになくした私には、家族と呼べる人がいません。
たぶん、本当の『家族の喧嘩』をしたこともないと思います。

私の心には何かが足りていないのだと思います。

人が勢いよく笑っても、私は笑えません。
人が顔を真っ赤にして文句を言ってても、何故そんなに怒るのかわかりません。

一人で暮らす私を心配してくれる人がいますが、何故干渉したがるのか、それも謎です。

私の生い立ち、そしてこれまでの人生を話すと、乗り越えられるからこの境遇を選んできたのねと、人は言います。


私には、何かが足りていません。

何かが足りないまま生きていく人生を、私が自ら選んだとしても

やはり、私はあったかい家庭の中で誕生したかったです。

私が、今の私をわかって選んだとしても
私は、今の私を好きにはなれません。

どこに
お父さん、お母さんを早くに失う人生を選ぶ人がいるでしょうか。

考えてみてください。

あなたは、お父さんと呼べる人を持っていますか?

あなたには、ご飯を作ってくれるお母さんがいてくれますか?

お父さんとお母さんがいたから、あなたが生まれたのでしょう?

私も、この世に誕生した時はそうだったんです。

父も母もいたんです。
いたんです。


ずっとその温もりの中で生きてきた人に
私の気持ちが伝わるとは思っていません。

だから、わかり合えないのです。
わかり合えない人もいるのです。

わかり合えない人同士は、友達になれない
そんな事を思った事はありません。

わかり合えない人同士、相手の事に気遣い出来れば、それでいいと私は思うのです。

あなたは一人じゃないよ…
と、言えるあなたは幸せな人です。

その幸せを噛み締めて生きて欲しいと思います。

私は、まだ一人ぼっちのまま生きています。

自分で仕事をして、全部一人で社会の中を泳げる私になりました。
沢山の人達のおかげです。

心の親、心の兄弟、心の友はいます。

でも、私には家族はいません。
私の望む家族は。

先日、私は26才になりました。
笑えるようになれるかな
友達とお洒落もしてみようかな
そして、恋も出来るかな

このままの私で終わりたくはないな
そんな事を感じる今日この頃です。

いつも読ませていただくブログと私は対面しています。
そして、心の動揺を感じています。

これが、心の始まりなのかな…
私も、しっかり生きてみようかな
たったひとつの命だから