札幌 fm doramacity きよぴいさんの放送で中学生の女の子の朗読をしていただきました
わたしには できないことがいっぱいあります
わたしは オンチです だから歌がうまく歌えません
それから 鉄棒もできません
字も下手で ノートを見られるのが大きらいです
男の子が「おまえ 字 きったねぇな~」と言った時 本当は教室から飛び出したかったです
豚肉がきらいな私は給食の時間も苦痛です
何でもできる友達を見ると うらやましくてたまりません
どうして あの子みたいに生まれなかったんだろう・・
私があの子だったら きっと積極的に何でもやって 男の子とも話せて 楽しい青春を送れていたと思うな~
一度でいいから 運動会で一番でゴールしてみたかったな~
カラオケでじゃんじゃん歌いたいな~
どうしたら私は楽しく生きることができるのだろう
どう頑張っても 私は私なのに
この顔と この体で生きていかなきゃいけないのに
こんな事を思っているなんて 恥ずかしくて誰にも言えない
おまえ くだらない事ばっか考えてるな・・・と、もう一人の私の声がする
「たったひとつの命だから」事実を受け止めて生きろという事ですか?
楽しそうにしている友達を見て 何が違うんだろうと そればかり考えている私は ただの弱虫
自分のことは 自分が一番よくわかっているのに 一歩が踏み出せないでいるただの臆病者
こんな私でもいいよ・・そう言ってくれる彼が現れないかな~
こんな暗い私のままじゃ無理かな
どうやったら みんなみたいに楽しく笑えるのか探してみたいと思います
たったひとつの命だから・・・
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こんなメールが届きました
「優子さん ラジオ聞きました(見ました)
少し前の私がそこにいました。
優子さんにワガママばかり言ってたころの私が。
高校時代、リストカットした私の腕を見て何も言わなかった優子さん。
無言はきつかったー
何か言って欲しかったよー笑
かまって欲しくてやっただけだったから。
心が乾いた人がたくさんいる!
そんな人たちに涙で心を潤わせてもらいたい
今日 改めてそう感じました。
そして わかりました、何故あの時何も言ってくれなかったのか
ありがとう」
いろんな子と いろんな出会いがあったな~
あの時は悲しくて何も言えなかったけど
時を経て いろんな言葉が返ってくるんだな
こちらこそ ありがとう
いろんな事 私も気付かせてもらいました