地味にイタい話 | 出張芸ボランティア「マジック出前します!」余興の定番! by AraDinのマジックなDI

出張芸ボランティア「マジック出前します!」余興の定番! by AraDinのマジックなDI

マジックは笑いあり感動あり、感情を豊かにしますね。出張芸ボランティアで札幌及び近郊の福祉事業所・町内会・幼稚園・学校などを回りました。27年で270回。
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日頃はちょっと絵になる出来事も。

 8月には月6回と、これまで最高の回数を記録。
 9月も2回、10月も2回、11月は空いていますが、12月も1回が調整中となっています。
 このブログを読んでいただくと、マジック出前はさぞかし順調に進んでいると思うことでしょう。
 
 しかし、長くやっていますと、何がしかあるものでして、しかも、マジックそのものにも影響を及ぼす出来事がありました。
 これはイタい。

 肩関節周囲炎。
 堅苦しい名称ですが、世間的には、五十肩と呼ばれています。
 ま、マズい。年齢的には、まだ大台に乗っていないんですけど(涙)

 6月頃から、右腕がなんか変、という感じがありました。
 スーツを脱ぐとき、右腕に鈍い痛みが走るのです。
 以前に罹患したことがある神経痛とも感覚が違うなあ。

 いつの間にかおかしくなった感が強く、スーツ着脱以外にも、特定の腕の形?角度?になった時に痛みが走る感触があり、今までにない感覚と思い、8月、医師にかかったところ、五十肩と判明。 
 湿布薬とともに、五十肩体操なる体操が書かれた小冊子 を手渡されました。
 やれやれ。読んでみたら、典型的な五十肩の症状ぢゃあありませんか。
 
 さて、この小冊子に記されている体操は、肩や腕の可動域を広める趣旨のもので、逆に言えば、その角度に腕が動くと痛みがあるということでもあります。痛くなる一歩手前くらいのところで止め、それを何回か繰り返します。
 これを地道に繰り返していくことで、可動域を広げ、治癒していくのですが、年単位を要する人もいるらしい。
 
 実は、8月、某所でマジック出前をしている時に、腕が不自然な形になったのか、激痛が走ったことが1回あります。
 さすがに、その直後は腕が上がらなくなりました。慌てましたね。
 しかし、BGMの切れ目イコールマジックの切れ目が近づいていて、事なきを得ました。

 MCタイムに 「いかがでしたか」と、何食わぬ顔をしながら腕をさすっているうちに痛みが治まり、次のマジックに無事入ることができました(冷汗)

 そんな恐ろしい出来事もあり、「マジック出前の件数抱えている時に、よりによって」と落ち込み、実は密かに「マジック出前の終焉」も覚悟したところでありましたが、 「痛みの走る腕の角度」が理解できたので、その後のマジックステージに備え、自宅のリハーサルで、演技の動き、流れを矯正しました。

 このため、以前とマジックステージ上の動きが違うところがありますが、要するに、五十肩シフトを採ったということです。そうは言っても、誰も気づかないでしょうねえ。
 その後のステージは、いずれも順調です。

 マジック出前18年目。当然、次は20年とか、200回とか、メモリアルを狙うことがモチベの一つにもなっているのですが、一つのことを長く続けるって大変なことだとあらためて実感しました。