2008年・・・。
今年最後のブログ更新となりました。
というわけで
2008年に発表された新種の古代生物を
ザーッと綴りまくりたいとおもいます
今年も新種はたくさん飛び出たんだけど
そのなかでも特に印象に残ったものを私なりにチョイスしました
■1月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ジョセフォアルチガシア
(Josephoartigasia monesi )
ネズミ年早々に体重1トンの巨大ネズミ化石が発表された
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10066838179.html
コメントでは
「ネズミというよりカバだな。こりゃ・・・」的な
コメントが多かった
来年は早々、逆にネズミほどの小さい新種ウシ科動物化石が
発表されるのか
■2月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ベルゼブフォ
(Beelzebufo ampinga )
恐竜の子供ぐらいはひと呑みできるであろう巨大ガエル
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10074944179.html
ちなみにベルゼブフォってあの食欲の魔王ベルゼブブから
ちなんだもの
エオカルカリア (Eocarcharia dinops)と
クリプトプス (Kryptops palaios )
スコミムスもあわせて、アフリカで肉食恐竜たちは食べ分けをしていたという話。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10074223892.html
ポール・セレノ氏の羽毛発言は来年もきくことができるのか
オニコニクテリス
(Onychonycteris finneyi)
北米の5200万年前の地層から発見された最古のコウモリ
コウモリ得意の超音波は使えなかったらしい。
■5月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ゲロバトラクス
(Gerobatrachus hottoni )
カエルとサンショウウオのご先祖様。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10100610931.html
コメントでは
「サンショウウオとカエルの共通の祖先というよりも、
カエルに進化する途中の姿に見える」
確かに
■6月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
マテルピスキス
(Materpiscis attenboroughi)
3億8000万年前デボン紀の魚化石に
胎児とへその緒があったというもの。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10100610931.html
胎生といえば哺乳類に備わった繁殖方法と思われがちで
魚類は卵生というイメージだが
現在にもサメの仲間やメダカにも胎生のものがいると
コメントいただいた
このニュースはさらに
胎生の起源がかなりさかのぼる発見であった
■8月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アルバートニクス
(Albertonykus borealis )
カナダ・アルバータ州の白亜紀後期の地層から発見された
アリクイのような恐竜だった
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10147082342.html
恐竜の生態のさらなる多様性を示す発見のひとつだ。
■9月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
エピデクシプテリクス
(Epidexipteryx hui )
中国ジュラ紀の地層で発見された
4本の長く立派な尾羽をもつ恐竜。
羽毛恐竜の派手さ加減はもう止まらない
■10月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
エオアンドロメダ
(Eoandromeda octobrachiata)
中国、オーストラリアの両地域、エディアカラ紀の超大昔の
地層から腕が8本ある軟体性の生物。
タコではなく意味不明な生物
化石はまさにアンドロメダ星雲な印象
■11月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
オドントケリス
(Odontochelys semitestacea)
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10171526893.html
どんな古い時代のカメでも今のカメの姿とそれほど変らない
今回で、ついに
最古で腹甲のみの中途半端カメを発見
ゴビケラトプス(Gobiceratops minutus )
モンゴルにある白亜紀後期の地層で発見された新種の角竜
頭骨の長さはなんと35mm これはさすがに子供
■12月■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アウストロラプトル
(Austroraptor cabaza)
南半球の巨大ラプトル
大型の草食恐竜を襲ったといわれるが、
円錐形の歯、細長い吻部、周りには魚の化石があるなど
スピノサウルスのような魚食性恐竜では・・・
というわけで
2008年に限らず、毎年といっていいほど
こんなペースで個性的な新種古生物が
続々と発表され
来年もまたまた期待したい
それでは
みなさん良いお年を