昨晩は、おなじみ幡ヶ谷の
アコースティック・ライブ・バー
[36°5] に行ってまいりました。

前田知香さんのライブがあるということで。

例によって少し早めに着いたので
BOOK-OFFに寄ってから、
店頭の看板を撮っていると
出演者に815(ハチイチゴ)の名前が。

$圏外の日乘-「灼熱」vol.18 店頭看板

なんか、予定していた出演者が
出られなくなったらしくて、
急遽、歌うことになったみたいです。

おお、これはラッキー!
と思ったことでした。

ところが当日はそれだけでなく
予想外にスペシャルなライブだったのですが
それは以下、おいおいと。


最初のステージはミカミエイコさん。
立ってアコギの弾き語りで5曲披露。

ミカミさんのライブを聴くのは
今回で2回目だと思いますが、
こんなに声が伸びて張りがあったっけ
と思ったことでした。

4曲目の「ぼくはカメレオン」では
815の宇海さんがジャンベで、
麻友(まゆ)さんがタンバリンで、
知香さんが手拍子で加わっての
セッション・バージョンでした。

MCによれば
リハで、やのゆりこさんが
宇海さんとセッションでやっているのを観て
いいなあと思って
急遽やることにしたそうです。

そしてあろうことか、なかろうことか
以下のステージではすべて
宇海さんが1度はセッションで加わる
という進行になってました。


続いては、その宇海さんと
[36°5] オーナーのぶさんの
ラブラブ・ユニット815のステージ。

以下、セトリのカッコ内は
宇海さん担当の楽器です。

01.明日の風(ジャンベ)
02.ウタ
03.サイレント(ピアニカ)
04.虹の国(ピアニカ)
05.未来に咲く花

久しぶりに815の歌を生で聴きましたが
宇海さんのボーカルと
よく動くパフォーマンスは、
やっぱスゴかったです。


三番手は麻友さん。
立ってのアコギの弾き語りで6曲披露。

しっとりした曲の後で
ギャップのあるMCが面白かったです。

6曲目の「ポプラ」が
ミカミさんがコーラスで、
宇海さんがジャンベで加わっての
セッション・バージョンでした。


四番手は、やのゆりこさん。
座ってのアコギの弾き語りで5曲披露。

1曲目の「雨」をしっとりと歌ってから、
宇海さんが加わって(最後まで参加)
コミカルともいえる感じの曲が続いたのは
1曲目の雰囲気が雰囲気だけに、意外でした。


そして当夜のトリが知香さんでした。

以下、セトリ。

01.BIG SMILE(カラオケ)
02.Rei(guitar & keyboard)
03.雨、心っ足らず(guitar & djembe)
04.Film(guitar & keyboard)
05.I ce cream(guitar & keyboard)

5曲目は新曲で
「アイスクリーム」と読みます。
上のように「I」と「ce」の間
空けて表記したのは、そうしてくれと
本人に言われましたからで
間違いではありませんのでして(藁

まずは、ソックモンキーを手に
「BIG SMILE」を座って歌唱。
途中からヴォーカルの音量が変わったのは
リバーブが入ったからでしょうか。
歌った後、キーボードの前に移動。

「こんばんは、うどんの国から来ました
 灼熱の女・前田知香と申します」
と自己紹介して
(のぶさんが自分のステージの時に
 対バンのアーティストを
 キャッチフレーズを付けて紹介したのを
 受けてのものです)
舞台に上がった鈴木岳人さんを紹介。
それからソックモンキーの由来を説明。

2足の靴下で出来ていると言うと
たまたま会場にいらしてた
アーティストのくつしたさんが
「靴下で出来てるの?!」と即反応して
会場が笑いに。
「反応が速い(笑)まさにこの子も
 ノー・ソックス、ノー・ライフでございます」
と、くつしたさんのキャッチフレーズで応じる知香さん。
くつしたさんのライブを初めて観たとき
リスペクトを挟んでから、
香川県が「うどん県」になったことで
年賀状などでも「うどん県」と書けば
届くようになったらしいという話をしてました。
へえ~~~~。

ついで、死んだ愛犬に捧げる歌だと紹介して
「Rei」を歌唱。

ちょっとヴォーカルの音が
大きすぎる気がしたのと、
これは後でご本人も話してましたが、
曲間のスキャット、ファルセットの伸びが
今ひとつでした。

演奏後のMC。
「今日は最後の最後まで恒例の
 セッションタイムでございます(笑)
 今日は何回出るんだってくらい、あれですね、
 815、宇海さん、よろしくお願いします」
「もう見飽きてますよね」と
ステージに向かいながら宇海さん。
「ぜんぜん見飽きてないです。
 815のお二人は、前々前回ぐらいの
 エスカフェという下北沢であったライブの時
 二人であたしの『雨、心っ足らず』という曲を
 歌ってくださって、
 それですごい感動してですね、
 今日もリハーサルで入ってきた時に
 やのさんとやってらしてので
 ちょっとあたしもぜひと思って
 今日よろしくお願いします。
 急遽ですけどお願いします(笑)」

ステージのセンターに
ジャンベと共に座った宇海さん、
「今日はお父さんお母さんいらしてるのに
 真ん中ですみません」
客席に知香さんのご両親がいらしてたようで(!)
その言葉を受けて
「今日は香川から、初 [36°5] 。
 性格は父で、顔は母です(笑)
 すみませんね、そんな情報」
そんなMCの最後の言葉にかぶせて
岳人さんのギター・イントロが入り
「聴いてください、『雨、心っ足らず』
 フィーチャリング宇海で(笑)」
と言って曲に入りました。

冒頭のスキャットは宇海さんとのコーラス。
1コーラス目は知香さんのソロ。
サビで岳人さんがコーラスで入り、
2コーラス目は宇海さんのソロ。
やはりサビで岳人さんがコーラスで入りました。
イエーイイエーのところは宇海さんとのコーラス。
以下、大サビまでは三人のコーラス。
エンディングのスキャットは宇海さんとのコーラス
という構成の演奏でした。

宇海さんの歌のときは
Aメロ曲間のスキャットなしでした。
あとで漏れ聞いたところによれば、
マイクに入らないように
こっそり言ってたそうですが(藁

宇海さんが退いた後、
「私は歌うときは
 マイク1本かピアノ弾きながらなんですけど
 ほぼ常に、鈴木岳人くんに
 サポートに入っていただいておりまして、
 鈴木くんも一人でね、やっております。
 ですので今日は鈴木くんの歌も
 歌ってほしいなあと」
「歌わしていただきます」
というやりとりがあって、
キーボード伴奏付きバージョンの「Film」に。

2コーラス目から知香さんが
ハモリなどで加わりました。

演奏の後
「最後になりましたが」と言うと
「え~~~~」と
くつしたさんから声がかかり
「ありがとうございます。
 そんなこと言われたの初めてです」
と言って、告知をしてから
最後の曲に入りました。

冒頭、キーボードの強い和音で入り
かなり高いキーで歌が始まります。
ちょっと高いのと
一音に文字がいくつもかかっているため
冒頭の1小節分、歌詞が聴き取れなかったです。
(「♪××××では~ いつも笑ってた~」とね)
それはともかく、
まずは知香さんがソロで歌い始め
続いて岳人さんのソロ。
その後、知香さんのソロがあって、
続いて岳人さんとのコーラスでサビ。
2コーラス目は岳人さんのAメロから入り
その際のキーボードは音を減らした和音でした。
この音を減らすのが
アクセントになってて良かったです。
2コーラス目は
Aメロ、Bメロとも岳人さんのソロで
続いて知香さんのソロでサビ。
(途中で岳人さんが加わりましたが
 もしかしたら、後で話していた
 入り忘れていたところは、ここかな?)
ラス・サビ前のブリッジ部分は知香さんのソロ。
そしてラス・サビが二人のコーラス、
というユニット構成の演奏でした。

これはユニット風の構成ということもあり
なかなか新鮮でしたし、力のある曲でした。
お客さんの反応も良かったようです。
いろいろと至らぬところがあったそうですが
それは今後、練られていくことを
期待したいですね。


というわけで
例によって長文になりましたが、
知香さん、岳人さん、
対バンのみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れさまでした。

$圏外の日乘-ソックモンキー(2012.2.4)