$圏外の日乘-コミック版 アリス・イン・ワンダーランド
(第1巻、講談社、2010年4月12日発行
 第2巻、講談社、2010年7月6日発行)

特にコミック叢書名(KCなんとかとか)はありません。
少なくとも奥付にはないです。

『大魔神カノン』のコミカライズ
第2巻を買った近所の新刊書店で
本書の「第2巻」を見かけた時は、のけぞりました。

いつのまに、こんなの、出てたんだよ~!

映画『アリス・イン・ワンダーランド』便乗本は
数あれど、これには驚きました。

別に作者が便乗したとはいいません。
出版社の商魂逞しさに、感嘆するばかりです。

『新 仮面ライダーSPIRITS』第3巻・特装版
『萌える名作文学』を見つけた
池袋のまんが書店に寄ったのは、そもそも
『コミック版 アリス イン ワンダーランド』第1巻を
見つけるためだったんですが、そこにはなく、
結局、池袋のジュンク堂書店で見つけました。

きちんと検証していませんが、
映画のかなり忠実なコミカライズです。

でも、アリスのイメージが
映画とはかなり違う……

第1巻のオビのスチールと
まんがのカバーを比べても
それは明らかなわけでして……

(とはいえ、自分のあり方に揺れているアリスと、
 不思議の国での戦闘態勢のアリスとでは、
 心構えが違うでしょうけど、それでもねーw)

他のキャラはともかく、
アリスだけ違う、という感じ(^^;ゞ

でも、ノベライズ(小説版)を読むよりは
はるかに楽だけどね~(藁

コミカライズを担当した阿部潤の
オリジナルの(彼自身の)まんが、
読んだことないんですけど、
なぜこの方に白羽の矢が当たったのか……

それが、それだけが、
今すごーく、気になってます。