正確なタイトルは以下の通り。
萌える名作文学製作委員会 編
『萌える名作文学 ヒロイン・コレクション』

(コアマガジン、2010年10月11日発行)
先日立ち寄った池袋のまんが専門店で見つけました。
表紙がアリスなのでついつい手に取り、中を見ましたら、
取り上げられている名作文学のセレクトが実にシブい。
児童文学、古典文学、海外文学、日本文学の
4セクションに分かれているんですが、
児童文学に『アリス』があるのはお約束として、
海外文学に『隅の老人の事件簿』が取り上げられていて、
のけぞりました。
『隅の老人の事件簿』というのは
ハンガリーの女性作家バロネス・オルツィ
(オルツィ男爵夫人)が書いた名探偵もののシリーズで、
ロンドンのABCカフェの隅に座っている
正体不明の謎の老人が、
女性新聞記者ポリー・バートンの話を聞いて、
座ったまま謎を解くという
安楽椅子探偵ものの名作です。
実際は調査をしていて、
毎回カフェにいて、座って謎解きをするだけ
なんですけど(苦笑)
なかなか面白いシリーズなんですよね。
で、その新聞記者のポリーが
取り上げられているわけです。
ありえねー(藁
イラストは今風の萌えイラストで、
19世紀のロンドンにあるカフェで
こんなカッコしてるわけないやろー!
といいたくなるくらい(藁
原作のイラストは、まーったく
参考にされていないようですが
(創元推理文庫の解説やカバーに載っています)
ポリーを取り上げること自体がシブい!
日本文学のセクションでは
押川春浪の「銀山王」とか
武田泰淳の「十三妹」なんかが取り上げられていて、
後者はともかく、前者はやっぱり、
ありえねー! って感じ(マニアックすぎw)
これで原作小説を手に取る人が出るんだとしたら、
萌えの力はすごいわー。
谷崎潤一郎の「春琴抄」は
モチのロンで取り上げられてます(藁
自分が未読だったなかでは
室生犀星の「蜜のあわれ」が面白そうなんで、
探してみようかと
(不覚にも持ってなかった……【^^;ゞ )
ちなみに表紙カバーのアリスと、
カバーを取った本体表紙のアリスと、
本文中のアリスとは、
ぜーんぶイラストが異なります。
こういう細かいこだわり(?)好きですよん(^-^)
萌える名作文学製作委員会 編
『萌える名作文学 ヒロイン・コレクション』

(コアマガジン、2010年10月11日発行)
先日立ち寄った池袋のまんが専門店で見つけました。
表紙がアリスなのでついつい手に取り、中を見ましたら、
取り上げられている名作文学のセレクトが実にシブい。
児童文学、古典文学、海外文学、日本文学の
4セクションに分かれているんですが、
児童文学に『アリス』があるのはお約束として、
海外文学に『隅の老人の事件簿』が取り上げられていて、
のけぞりました。
『隅の老人の事件簿』というのは
ハンガリーの女性作家バロネス・オルツィ
(オルツィ男爵夫人)が書いた名探偵もののシリーズで、
ロンドンのABCカフェの隅に座っている
正体不明の謎の老人が、
女性新聞記者ポリー・バートンの話を聞いて、
座ったまま謎を解くという
安楽椅子探偵ものの名作です。
実際は調査をしていて、
毎回カフェにいて、座って謎解きをするだけ
なんですけど(苦笑)
なかなか面白いシリーズなんですよね。
で、その新聞記者のポリーが
取り上げられているわけです。
ありえねー(藁
イラストは今風の萌えイラストで、
19世紀のロンドンにあるカフェで
こんなカッコしてるわけないやろー!
といいたくなるくらい(藁
原作のイラストは、まーったく
参考にされていないようですが
(創元推理文庫の解説やカバーに載っています)
ポリーを取り上げること自体がシブい!
日本文学のセクションでは
押川春浪の「銀山王」とか
武田泰淳の「十三妹」なんかが取り上げられていて、
後者はともかく、前者はやっぱり、
ありえねー! って感じ(マニアックすぎw)
これで原作小説を手に取る人が出るんだとしたら、
萌えの力はすごいわー。
谷崎潤一郎の「春琴抄」は
モチのロンで取り上げられてます(藁
自分が未読だったなかでは
室生犀星の「蜜のあわれ」が面白そうなんで、
探してみようかと
(不覚にも持ってなかった……【^^;ゞ )
ちなみに表紙カバーのアリスと、
カバーを取った本体表紙のアリスと、
本文中のアリスとは、
ぜーんぶイラストが異なります。
こういう細かいこだわり(?)好きですよん(^-^)