芽吹く桜 ~上を向いてあるこう
先週末の埼玉は穏やかな陽気。近所の河原の土手にお花見散歩に出掛けました。
今年は節電のため提燈はなく(提燈もケバケバしい色のだと一気に場が下品になるからこの方が好きw)、公園でなく単なる河原なので、わずかな屋台と、家族や仲間とにお弁当をひろげて桜をめでながら日向ぼっこ。土手にはダンボール滑りの子供達。
穏やかでほのぼのしたお花見がくりひろげられていました。
お花見デートの人もたくさんいます。妻ねこは高齢化したニュータウンに住んでいるため、子育ての済んだ中高老年夫婦の二人連れも多く見受けられます。
歳をとってもこうして夫婦でお花見デートできるっていいな♪って微笑ましく、うちもそうなりたい・・と思うのです。
桜は満開。もう風に吹かれて花吹雪を散らしていました。
花の形のまま落ちている桜がいっぱいあって、拾っていたら、花かんざしのような枝ごとの桜も落ちていました。
かんざし桜を手に帰る道すがら、桜を手折ったダメ人間に見えてないか?と心配な、小心者チキン妻ねこ、
時々「枝のまままるごと落ちてたねーこの桜」と聞こえよがしにダーリンに話しかけておりました。
でも、その姿はかなり奇異であったことでしょう。
だって、きつい紫外線アレルギーのある妻ねこ、
「こんな時にお花見なんて」、「いや、景気回復のためにもいつもどおりお花見を!」と論議もありましたが、
桜の花を眺めていると、不思議と生命力とか、命の息吹とか、そういう力を感じて、何か前向きな力をもらえる気がしました。
はなびらひとつひとつは繊細だけど、
集まると雲のように空を覆う上品な桜。
一人ひとりは控えめでもみんなで力を合わせるとすごい団結力とパワーをみせる日本人に似てる。
いろんな事があっても、
桜はまたこうして咲き誇り、
風に舞い、
花散らしの雨に流れ、
若葉を芽吹き、
また春が来ると蕾をつける。
散ってしまっても終わりじゃない。
桜の命は続いていく。
桜前線は北上中。
東北の方もどうか今年の桜が愛でられますように。
今はうつむいてる被災した方々も、どうぞ桜が咲いたら顔をあげて見てください。
きっと生きていく力がもらえるから。
桜を見てから、下を見れば、地面にも芽吹く花々をみつけらるから。
私は3年前の桜の散りはじめる季節に、安定期目前だったお腹の子を亡くしました。
花散らしの雨を眺めながら長い間泣いていました。
あれから、子宮筋腫の内視鏡手術があったりして、
まだ、子供を授かれてはいません。
子供を産むのに余裕のある年齢ではありません。
でも、また花開く桜を見て、
「もう少し待とう。
お空からあの子がまたお腹にきてくれるのを。」
そう、自然と思える自分がいました。
起きてしまったことを嘆き続けるより、
また同じ事が起きるかもと心配するより、
辛い経験から学んで、足りなかった所を改善して
充分に備えて、できるだけのことをして、
無駄におびえず覚悟を持って
ちょっとやそっとじゃ折れずに、
めげずに、がんばろう。
そう、思うのです。
P.S.
すこし体調を崩してまして、ちょっこしの間、更新をお休みします。
たまってしまったコメントのおへんじは、
遡って少しずつおへんじしていきますね。
今年は節電のため提燈はなく(提燈もケバケバしい色のだと一気に場が下品になるからこの方が好きw)、公園でなく単なる河原なので、わずかな屋台と、家族や仲間とにお弁当をひろげて桜をめでながら日向ぼっこ。土手にはダンボール滑りの子供達。
穏やかでほのぼのしたお花見がくりひろげられていました。
お花見デートの人もたくさんいます。妻ねこは高齢化したニュータウンに住んでいるため、子育ての済んだ中高老年夫婦の二人連れも多く見受けられます。
歳をとってもこうして夫婦でお花見デートできるっていいな♪って微笑ましく、うちもそうなりたい・・と思うのです。
桜は満開。もう風に吹かれて花吹雪を散らしていました。
花の形のまま落ちている桜がいっぱいあって、拾っていたら、花かんざしのような枝ごとの桜も落ちていました。
かんざし桜を手に帰る道すがら、桜を手折ったダメ人間に見えてないか?と心配な、小心者チキン妻ねこ、
時々「枝のまままるごと落ちてたねーこの桜」と聞こえよがしにダーリンに話しかけておりました。
でも、その姿はかなり奇異であったことでしょう。
だって、きつい紫外線アレルギーのある妻ねこ、
「こんな時にお花見なんて」、「いや、景気回復のためにもいつもどおりお花見を!」と論議もありましたが、
桜の花を眺めていると、不思議と生命力とか、命の息吹とか、そういう力を感じて、何か前向きな力をもらえる気がしました。
はなびらひとつひとつは繊細だけど、
集まると雲のように空を覆う上品な桜。
一人ひとりは控えめでもみんなで力を合わせるとすごい団結力とパワーをみせる日本人に似てる。
いろんな事があっても、
桜はまたこうして咲き誇り、
風に舞い、
花散らしの雨に流れ、
若葉を芽吹き、
また春が来ると蕾をつける。
散ってしまっても終わりじゃない。
桜の命は続いていく。
桜前線は北上中。
東北の方もどうか今年の桜が愛でられますように。
今はうつむいてる被災した方々も、どうぞ桜が咲いたら顔をあげて見てください。
きっと生きていく力がもらえるから。
桜を見てから、下を見れば、地面にも芽吹く花々をみつけらるから。
私は3年前の桜の散りはじめる季節に、安定期目前だったお腹の子を亡くしました。
花散らしの雨を眺めながら長い間泣いていました。
あれから、子宮筋腫の内視鏡手術があったりして、
まだ、子供を授かれてはいません。
子供を産むのに余裕のある年齢ではありません。
でも、また花開く桜を見て、
「もう少し待とう。
お空からあの子がまたお腹にきてくれるのを。」
そう、自然と思える自分がいました。
起きてしまったことを嘆き続けるより、
また同じ事が起きるかもと心配するより、
辛い経験から学んで、足りなかった所を改善して
充分に備えて、できるだけのことをして、
無駄におびえず覚悟を持って
ちょっとやそっとじゃ折れずに、
めげずに、がんばろう。
そう、思うのです。
P.S.
すこし体調を崩してまして、ちょっこしの間、更新をお休みします。
たまってしまったコメントのおへんじは、
遡って少しずつおへんじしていきますね。