先延ばし実証実験 ～牛乳に相談だ

　それは妻ねこがまだ中学生だった頃。

うららかなある午後の授業中、



満腹ででうとうとまぶたも重くなってきた頃でした。

パンッ！！

教室を震わすような激しい音とともに、びちびちゃっっと何かが窓に飛び散りました。

一瞬何がなんだかわからなくて、先生は「座ってなさい」と先に確認しに行こうとしましたが、「！」驚いたクラス中が窓に駆け寄りました。

窓には、音とともにびちゃびちゃっと飛び散った血痕っ・・・
じゃ、ないな・・。なんか白い。

窓の外はベランダ。窓だけでなく、避難はしごケースを中心に天井にまで白いものが飛び散っていました。

そして、床に転がる破けた牛乳パック。。。

そういえば‥
数週間前から、避難ばしごケースの上に、誰かが給食の牛乳パックを放置してました。

「えーダレの？」と言いつつも、みんな触りたがらず、

そういえば、妻ねこもその存在は知っていました。
ってかクラス中が知っていましたが、

誰も「自分のじゃないし」と処理しないまま、先延ばしし続け

そうです。
牛乳パックは何週間も直射日光を浴び、すっかり発酵して膨らんで、、、
そして破裂したのです。

飛び散った白いものは、ヨーグルトっぽい感じでした。

奥さん、知ってます？
牛乳パックってあったかいとこで放置し続けると、"破裂"するんですょ。

はからずも実証実験になった我がクラス、
もちろん誰もかたずけなかった連帯責任で、みんなで後始末しました。。

こびりついて、なかなかふき取れずに難儀しましたとさ。。

みんなも、牛乳パックの放置にはくれぐれも気をつけてね♪

P.S.
　前回記事『ひどく暑かった日のあやまち』で、

・「その後牛乳パックはどうなったのか？」
・「放置し続けたらどうなるんだろう？」
というコメントをたくさんいただきましたので、ここでご回答させていだきます。

　まずですね、前回記事の、部屋で二日常温放置した牛乳は、叱られてからすぐ捨てました。
猛暑とはいえ、冷房のきいた室内で２日放置だったので、幸い無臭の液体のままでした。

　そして、放置し続けたらどうなるかについては、
「牛乳→発酵→ヨーグルト→チーズ？」とアルプスの少女のようなメルヘンな予想もいただいたのですが、
結果は上記の通り"破裂して飛び散る"です。

　妻ねこはこの事実を身をもって知っておりましたので、放置するにしても破裂しない程度の放置ぐあいを心得てはおりました。
自慢にはなりませんが（∩.∩;）

♪牛乳はなっぜー♪放置したら破裂するのっ♪
♪教～えて～おじぃ～さん～♪


あたりまえじゃょ。ぽちっ

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