地震から5日目。
いつもと同じ朝、暖かい部屋で寝起きして、家族と食卓を囲んで、外を散歩して、何気ない日常なのに、
でも常に心が痛いのが非日常です。
テレビをつけると、地震・津波・原発のニュース、被災者の泣き声、減ることはない死者・行方不明者数。
映し出される映像を受けとめることができなくて、テレビを見れないでいます。
情けないけど現実から逃げるように、テレビを避けてDVDを見たり。
被災地の方は現実を受けとめざるを得ないのに。
でも情報をなくすことはすごく怖いので、ネットで状況確認はしています。
阪神淡路大震災ではビデオカメラや携帯が普及しておらず、限られた情報源に混乱し、
今回は情報の多さに、周囲が混乱。きっと被災地の方々のほうが冷静だと思う。
東北にいる友人、関東に住む友人たちとも無事に連絡が取れて、やっと私自身も落ち着きました。
西日本は何の被害もなく、東海・東南海・南海地震への連動の心配もないのだけれど、それでも夜は怖いです。
被害がなくてもこんなに怖いのに、被災地の方はこれ以上の大きな恐怖心を抱えているのかと思うと、辛い。
世界各国から日本へ支援に来てくれています。
韓国人の友達からメールが届いていました。
「歌帆は大丈夫?韓国でも大きなニュースになっています。
日本は美しい国、強い国。だから地震に負けないで。頑張れ。」
頑張ってる方々にこれ以上「頑張れ」とは言いたくないけど、今は「頑張る」しかないのです。
日本は大丈夫、一緒に頑張ろう。
私たちは今、出来ることを精一杯頑張ります。