トランス脂肪酸 | 電子書籍プロデューサーのブログ

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昨日に引き続き『食と健康』の話題になりますが、トランス脂肪酸はご存知ですか?

欧米各国では殺人脂肪と呼ばれ、人間の細胞に対しあらゆる面からダメージを与えるものです。

日本でもスーパーで売られている加工食品やお惣菜、パン、お菓子類などあらゆる食品に含まれており、トランス脂肪酸がふくまれていない商品を見つける方が難しいとも言われています。

特にマーガリンは猛毒のトランス脂肪酸のかたまりであり、知らないうちに神経回路や脳に大きなダメージを与えます。マーガリンを顕微鏡でのぞくとプラスチックの構造とそっくりで、ある実験では自然のバターとマーガリンの小さなかたまりを皿にのせ、窓際に置いて実験をしました。すると、マーガリンには虫や動物がよってこなく、2、3年経過してもカビが生えなかったことから、マーガリンは食べられる形をしたプラスチックだと結論づけられました。


このようなプラスチックと変わらないものが学校の給食に出されていることも驚きです。マーガリンの他にサラダ油、コーヒーのフレッシュ、アイスクリーム、コンビニの(お弁当、おにぎり、おでん)などにトランス脂肪酸は含まれています。

トランス脂肪酸は自然界に存在せず、人口的に作り出されたものですが、体に悪いにもかかわらず、使われている理由は長期保存に適した食品という理由が一番大きいようです。

コーヒーのフレッシュやサラダ油は死んだ食品であるために光や熱に強く腐ることはありません。

トランス脂肪酸はうつ病や、糖尿病、心臓発作、攻撃的な性格、そして不妊症など様々な問題の原因になりますが、中毒の度合いが分かりにくいため病院に行っても、ストレスのせいや、年のせいにされ、適当な薬をだされて終わってしまうことが多いそうです。

アメリカ、ヨーロッパなど海外ではトランス脂肪酸を規制する動きがありますが、日本は対応が遅れており、表示の義務や含有量の基準がありません。国の介入や規制がなければ日本は栄養後進国になってしまいます。

忙しい日本人は食事の調理時間や商品を選ぶ時間が少なく、どうしても栄養に気を使えないことが多いと思います。しかしスピードや手軽さのメリットを得る分、自分の体をむしばむデメリットも被っています。しっかり食品の表示を見て自分の口に入れるものを広告や値段まかせにせず、自分の頭で考えていく価値観を持たなければなりません。