お別れ | ちゅらログ

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ちゅらとは、沖縄の言葉で「美しさ」「やさしさ」を意味します。

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実家の17歳になるミーちゃんが
今日天国へ旅立ったと連絡がありました。

ブログでも時々書いていましたが
3年半前から腎臓が悪く、病院でも手の施しようがないと
言われて1年半。
何度も危険な状態になりながらも頑張ってたミーちゃん。

実は今月に入って・・・かなり衰弱が激しく
心配で時間を見つけては実家に行ってました。
ミーちゃんに会いにいくたびに衰えていく姿は
ツラく悲しいものでしたが・・・
それでも生きようとする生命力に「頑張ろうね」と
声をかけ撫でいると逆にこちらが励まされているようでした。

母から「もう・・・危ないかも」と言われ
昨日も会いに行ったのですが・・・
「頑張ろうね」とは言えない状態でした。頑張っているもんね。
ただただ撫でてさすってあげながら
「ありがとう」としか言えなかった私。
でも小さな声で「にゃ~ん」と返事をしてくれて。
これが最期のお別れになりました。

父と母の腕の中で最期は苦しまず旅立ったそうです。

ミーちゃんは私と妹が続けて結婚し実家を出た後に
実家で生まれた子でした。
なんとお腹の大きな捨て猫が庭に居つき
ガリガリに痩せていて可哀相でエサをあげたのが始まり!
その母猫が生んだ8匹の子猫のうちの1匹が
ミーちゃんでした。
ガリガリの母猫はあまり母乳が出ず
ミルクを買ってきて哺乳瓶で8匹の子猫を育てました。
実家では何度もそうやって猫を保護しているので手慣れたもの。

母猫は結局、産後死んでしまいましたが
残された8匹の子猫は元気に大ききくなり
飼い主を探してもらわれて行きました。

ミーちゃんは死んだ母猫に一番良く似ていたので
実家で育てることになり、父と母に子供のように可愛がられ
17年間ずっと側にいてくれました。

すごく人見知りで、お客さんの多い実家ですが
他人が来るたびビクビクM
まったく人に懐かず・・・実は旦那くんにもあまり笑

でもなぜか私には生まれた時にミルクをあげたからか?
すっごく懐いてくれてラブラブ可愛くて可愛くて。
話しかけると大きな声で「にゃん!」と返事をするので
いつも人と会話しているような気持ちでした。

妹夫婦に子供が生まれてからは
姪っこと甥っ子の「お姉さん」のような存在だったミーちゃん。
時にはこんな「ピアニカ事件」(こちら)をおこして
笑わせてくれたり。
実家でみんなが集まると具合が悪くても側に来て
「ここにいるニャン」と自己アピールにゃん
姪っ子甥っ子と一緒に撮ったこの写真、お気に入りの1枚です。

母はいつもミーちゃんのことを話すたびに泣いちゃうので
しばらくは元気が出ないと思うけど。
父と母の悲しみは計り知れない大きさだろうから
ミーちゃん、天国から見守っていてね。
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これからもずっと私たちの家族だよ。
たくさんの思い出をありがとう。
もう苦しくないね。ミーちゃん、安らかにね。