紅白歌合戦の話題が増えて来ました。
今年も終わりに近づいているんですね。
今度のお正月は並びがいいので、遠出される方も多いのではないでしょうか。
大木戸も、お正月はお休みをいただきます。
•香川本店
12/31〜1/3まで
•福岡舞鶴店
12/30〜1/4まで
よろしくお願いします。
で、よく聞かれることなのですが、
「年越し蕎麦はやらないの?」と。
やりません。
作れないのではなく、作りません。
「うどんと蕎麦って、似たようなものなんじゃないの?作ってよ。」
と言われる方もいらっしゃいますが、まったく別モノです。
剣道と柔道くらい、違います。
野球とバスケットボールくらい、違います。
以前、バスケの神様が野球選手に転身したけど、残念ながら野球では神様にはなれなかったことがありますね。
あんな感じです。
神様といえば、私は"蕎麦打ちの神様"と呼ばれる人のお蕎麦を食べたことがあります。
現在は大分県で蕎麦を打っている、高橋邦弘氏がまだ広島県にいる時に、行ってきました。
その日、私はあいにく風邪をひいてしまっていたのですが、それでも美味しかったです。
今まで食べた中でダントツ一番のお蕎麦でした。
その時思ったのです。
『蕎麦はやめとこう。』と。
どうせ蕎麦を打つなら、ここまでの蕎麦を作りたい、と思いました。
しかし私は、うどんを究めるだけでも大変な思いをしています。蕎麦にまで手が回りません。
だから、蕎麦を打つのは、次の人生にしておきます。
高橋氏も、何かに書いていました。
「昔は天ぷらも揚げてたし、色んな蕎麦を打っていた。うどんも打っていた。
でも本当に美味しい蕎麦を作りたくて、二八の盛り蕎麦だけに専念することにした。」と。
本当に美味しいうどんは、お蕎麦屋さんでは食べられません。
本当に美味しい蕎麦は、うどん屋では食べられません。
私は、蕎麦打ち職人高橋邦弘氏に、最大級の敬意を抱いています。
けど、うどん打ちなら、私は負けません🤨
というわけで、
まだまだ、うどんで実現したいことがたくさんあるから、年越し蕎麦は打ちません。
悪しからずー。