ダイはどこへ消えた? 山手線行方不明事件簿! | 広汎性発達障害児ダイと家族のぼちぼち成長日記

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広汎性発達障害(自閉症)を持って生まれた、我が家の一人息子ダイ。
こだわりも強く、毎日色々な事件(ミラクル)を起こしてます!
そんな広汎性発達障害児の彼と真正面から向き合いながら、
毎日笑ったり・怒ったり・悩んだり…
そんな私達家族の子育て奮闘日記です。

先月に手配番号2396だけ書いて、その後なかなか更新出来なかった「手配番号2396 ダイ」の事件簿パトカー

事件は、先月(6月17日)に遡ります時計

ダイは週一回、母さんと電車に乗って東京まで療育に通っているのですが、
その日も上野駅から山手線に乗ろうと改札からホームへ向かっていました。

しかし最近のダイは一人で勝手に動き回り、手をつなぐ事も嫌がることが多くむかっ
この日も母さんとは一緒に歩かず、一人走って階段を下りて行ってしまいました走る人

母さんも、「ダイ待って~ビックリマーク」と叫びながら階段を降りて行ったのですが、

その日はたまたま電車がホームに止まっていて、ダイはそのまま一番手前の車両に乗り込みました。
その直後、列車のドアがゆっくり閉まりましたガーン

その時母さんもホームに着いたのですが、時既に遅し汗

ドア越しにダイの
「あれはてなマーク」という不思議そうな顔を見ながら、山手線は出発していったそうです電車



母さんは一瞬頭が真っ白になりながらも、とりあえず駅員さんと療育の先生に事情を説明。

降りる駅は、一つ先の御徒町駅でもう何十回と降りている駅ではありますが、
もし乗り過ごしてしまうことも踏まえ、母さんは駅で待機。
療育の先生が、御徒町駅から療育機関までの周辺場所を探してくれました。

私も仕事中に電話をもらい、東京までは行けないまでも
万が一自宅の方に帰ってくることも考え(切符やお金は持ってませんが)
少し時間を置いて自宅へ戻り(ただ自宅の鍵は持っていないので)自宅周辺を捜索。

年の為、同じ団地内で小学生の子供がいるお宅へ行き事情を話し、
もしかしたら自宅へ帰って来るかもしれないので、
すいませんが時々玄関前を確認してくださいとお願いして、仕事へ戻りました。


今までも何度か行方不明になった事はありますが、全て地元周辺でした。

でも今回は都内。そして一人で電車に乗ってしまった叫び

上手く御徒町駅で降りて、療育機関まで行ってくれたらと思いながら、
中々連絡が来ないことに、最悪の事態も頭を過ぎりましたドクロ






それから2時間位たった頃、母さんから


ダイが、見つかった!!

と電話が入りました携帯



私 「どこにいたのはてなマーク



母さん 「療育機関のマンションビル



私 「じゃあ御徒町で降りて、ちゃんと歩いて行ったんだあし



母さん 「でもマンションの部屋までは行かず、一階のパン屋食パンにいたみたいあせる



ダイは、どうやら御徒町駅で降りて、とりあえず療育機関のマンション(歩いて15分位)までは、
自分で行ったようです。

ただマンションに着いたものの、エレベーターで上までは上がらず、
一階のパン屋さんに行き、うろうろしながらパンを見ていたみたいですにひひ

そしてパン屋の定員さんに、「パンくださいニコニコ」と訴え、

「お金持っているのはてなマーク」と聞かれたのですが、

答えられなかったので売ってもらえず、それでもまだ店の前をウロウロしていたので、
心配(不審)した店員さんが、マンションの管理人室へ連れて行こうとした所で、
療育の先生と運良く出くわして発見されたようですチョキ


ただ不思議なのは、パン屋さんには発見される前10分位しか滞在していなかったとのこと



では御徒町駅を降りてから約2時間位、ダイはどこで何をしていたのだろうはてなマーク




ダイにどこへ行っていたのか聞いたら、


「エレベーターニコニコ


とだけ答えてくれたのですが、それ以上は黙秘権で分からずむっ


御徒町駅から療育機関までの道中では、松坂屋とドンキホーテのエレベーターには乗ったことがあるので、
もしかしたらそのどちらかに行っていたのかもしれませんが、詳細は本人しか分かりません。
(本人も覚えていないかもしれません。)


確かに最近エレベーターにやたら固執することがあるのですが、
だったらどうしてマンションのエレベーターに乗れなかったの?と思ったのですが、
もしかしたらエレベーターに乗ったけれど、また降りてきたのかもしれませんねあせる



ただ母さんと何時間かぶりに会ったダイは、
さすがにちょっとメソメソしていたそうですしょぼん

でも自宅で私が見た時は、もう全然いつものダイでしたがべーっだ!



まあ無事に見つかったので、こうやってブログにも書けるわけですが、
親の寿命は確実に縮まったような気がしますショック!


今回は母さんにも少し油断があったと言ってましたが、

最近衝動的に動くことが多くなり、スピードも速いので、
ちょっと目を離すと危ないケースが増えてきました。

彼なりに理由はあるのでしょうが、やることを指示されたり、
自分ではこうと思い込んでいた事を覆されると、突発的に出たりしますドンッ


それでも父親と母親ではまた出し方が違ったりするので、
ダイなりに人を見ているのでしょうね。


最近は、学校でも色々やらかしてくれているダイさん。

今年から担任・支援員さんを含め、全員女性になったのも大きいのかもしれません。

うちは、ダメな時はガツっと厳しくしてくださいと言ってますが、
今はその反動が来ますからね。


でも今年度から担任になってくれた若い女性教師が、
この夏休みにダイの療育機関を見学してくれることになりました。

前の担任から話はしていたのですが、中々実現には至らず。
でも今回は先生の方から興味を示してくれて、日程も調整して
8月に見学に来てくれることになりました。

親としては、その気持ちが嬉しいです。
是非実りある時間にしていただきたいです。


最後に、今回の行方不明事件では沢山の方にご迷惑をおかけしました。
改めてお礼とお詫び申し上げます。

親としての甘さが招いた事件でありますが、反面教師の意味で何か参考にでもなればと思い、
恥ずかしながらも記事にさせていただきました。


まだまだ日々精進ですあせる


ペタしてね

でも、

無事で良かった~ドキドキ