黄金のバンタムを破った男
今年人気の、百田尚樹さんの本です。
1960年代、日本中を熱狂させた、
日本ボクシング史上最高のチャンピオン、ファイティング原田。
敗戦から、復興する中で、日本人はボクシングと自分たちの姿を
重ねながら、頑張ってきた。
何万人もの観衆を集め、視聴率も70%以上、、、
ボクシングは、復興の原動力だったんですね~。
1963年生まれの私は、
白黒テレビのボクシング中継にかじりついて、熱くなっていた
祖父と父の後ろ姿は、ぼんやりと記憶にあります。
当時、まだボクシング団体は1つ、階級も8つ。
つまり、世界チャンピオンは、8人しかいなかった。
(現在は、4団体?17階級と細かく、120人?近くも世界チャンピオン
がいるらしい、、、)
だから、チャンピオンの重みも、強さも、今と比べ物にならないらしい。
そんな中で、チャンピオンになれるのは?
挑戦出来るのは?
ただ、強いだけでは、チャンピオンになれない。
自分が一番強い時、勝てる場所、挑戦者として選ばれるタイミング、、、
そこに存在するのは、強烈な「運」なんです。
そこで、「運」について、考えました。
「運」も実力のうち と言いますが、「運」こそ実力なんだと思う。
運こそ実力
人はいろんな場面で自ら判断をします。
でも、後から考えたとき、どうしてアノ時、アノ判断をしたのか、、、
わからない事ってないですか?
でも、その時は、それが一番いい!と判断しているはず。
その、「一番いい!」の積み重ねです。
いつもそれを感じている人には、人が集まる。
そして、「運」がいい。
でも、自分の判断に、いつまでも後悔したり、悔いたり、
自分を責めたり、またまた人のせいにしたり、、、
そんな人いますよね。(笑)
そんな人のそばに行きたいですか?
そういうことです、、、
実は、私が採用面接で、最後に聞くことがあるんです。
それは、、、
「ところで、あなたは、運がいいと思っていますか?」
ある採用面接のことでした。
スタッフもその人を面接して高得点、私の面接もそこまでは好感触。
でも、最後の最後、この質問に対する答えが、、、
「いや、私は自分は運がいいとは思いません、、、」
そのコトバから始った、彼の答えは、受験が失敗して第一希望に
入れなかったとか、、、つづく。
結果は、もちろん、不採用。
「運」がいい人がいい、とか、悪い人はダメ、、、そういう事じゃ
ないですよ。
「運」がいい、と考えている人は、決して人のせいにしないし、
いろんな事を認めていて、周りに感謝の気持ちを持っています。
そう言う人は、「運」のいい「気」のようなものがある。
だから、人が集まる。 助けてくれる。
「運」は、こうして自らが引き寄せるものなんじゃないかな。
その時ベストだと思った判断を積み重ね、でも、もちろん反省もし(笑)
そんな事をすべてを受け入れて、前を向いて行動する。
だから、運こそ実力 なんです。
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