本日の日曜津山キッズ将棋教室の様子(2024/01/14) | 岡山県将棋情報

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住所不定玉の知り得る範囲で岡山県内のこども将棋関係情報を中心に掲載していく予定です。

今年になって2回目の日曜津山キッズ将棋教室、さすがに中学3年生は全員お休み、まさに受験期到来といった感じを受ける。おのおの目指すところにぜひ合格してほしい。そのためにもしっかり体調に十分気を付けて追い込みをかけてください!必ず春は来ますのでその時にはまた元気な顔をみせてください。

さて本日の受講者は27人でした。講師陣は5人、受付事務担当者3人、親御さん付添2人の合計37人とまずまずの参加状況でした。

開講式で不定玉から挨拶、小学生名人戦の締切が1/20に迫っているので迷っている人はぜひ申し込んでほしい。名人戦クラスだけでなくBクラス(園児でも将棋のルールがわかれば参加できるクラス)もあります。

また6年生の人にはAクラスもあります!小学生活の最後に一花さかせてください!…といった具合です。

続いて先週の新春大会までで昇級されていた方に認定状の授与式。今日は新春大会に参加して勝ち星を稼いだ子どもが多く新規認定状を獲得される子どもたちが多かった!!

マナー講座はS君にリードしてもらいました。S君はとてもゆっくりわかりやすくリードしてくれました。ありがとう。

このマナー講座は将棋教室をやるうえで欠かせない大事なパートです。しっかり気を付けてより良い教室環境で、みんなで将棋対局を楽しんでほしいのです。

 

このあとはおきまりのミニ講座タイム。

9級以上の受講者の方は最初から対局をしてもらいました。講師陣にはマーチャン先生、N先生らに入って指導していただきました。

                マーチャン先生の指導対局

                 Nさんの指導対局

10級~24級のミニ講座はカズキ先生中心の大盤講義(左側の香車落ち戦の戦い方を講義、当教室では棋力差に応じて駒落ちを行っていますので割とこの手合いハンデはよく出てきます。しかしあまり講義をしてこなかったのも実態でそう言う意味では香車落ちの定跡は目を引きます)

もう1つは平手戦で中住まいの出だしについても序盤の形を披露していきました。とても実戦的な内容だったかと思います。実は教える側の講師も勉強になるんですよね。

 

25級以下のミニ講座は不定玉が担当、本来は先週の続きをやろうと思っていたのですが、先週来た2人の子は今回お休み、今日来た3人の子は前回いなかったので少し反復になりましたが、駒の損得の話から。

駒の損得には①相手の駒を取る→自分の仲間を増やす②安い駒で高い駒と交換する→力の弱い仲間と力の強い仲間をトレードする。③相手の陣地に入って成る→相手のおうちに入って「と金」~「なり銀」飛車・角が竜・馬の猛獣になってパワーアップする。

「玉を囲ってから攻める」意味の説明。どんな囲いがあるのか、美濃囲い系、穴熊系について手順の紹介、その場合に気を付けなければならない点など少し時間をかけて説明。

自宅に帰ってしっかり各自で復習してほしいところです。

 

このあとはお決まりの昇級戦(相互対局)です。中級者以上の受講者に混じって全員で対局してもらいます。(講師陣、親御さんにもその中に入って胸を貸ししています)その様子をどうぞ。

                不定玉の指導

                N先生の指導

                マーチャン先生の指導

全体の様子を舞台の上から・・・

本日の昇級者は・・・前回多すぎたせいか一服感があって残念ながら1人もでませんでした。

でもまたいろんなイベント(倉敷白壁大会、小学生名人戦、2月には地元の美作アマ竜王戦と)続くのでこれにエントリしている人はこの成績を利用して教室の昇級条件を満たしていきましょう。

終わりの会でも小学生名人戦の参加者を募りました。

※その結果今日現在までのところで津山キッズからの参加予定人数は名人戦に出る選手:2人、A級:3人、B級:8人で合計13人となりました。最近にしては珍しく多くなり現時点で全体参加者数の2割越のようです。

うち筆者が現地まで直接引率するこどもさんも4人になりました

 

蛇足になりますが、当教室では終了時に最後まで頑張った子に気持ちばかりのお菓子プレゼントをしています。本日最後まで参加してもらった受講者の皆さんには先週のご褒美のお菓子がなかった分、倍盛りチョコにして配りました。

 

次回の日曜津山キッズ将棋教室は2月4日でその次は2月11日・・・です。その間も毎日将棋に少しずつでもできる範囲で取り組んでおいてくださいね!