帰国してから、一冊の本を手に取りました!
岡山にある「ノートルダム清心学園」の理事長である渡辺和子氏が昨年出版し、現在100万部を超えるベストセラーになっている「置かれた場所で咲きなさい」という本です♪♪
この本には、ときに人が遭遇する辛い状況や自分の力量を超えていると思えるような環境にあってもその場所で咲く努力をすること、目の前にある試練は必ず乗り越えられるものだと書いてあります!!
そして、「咲く」ということは仕方がないと諦めることではなく、毎日を笑顔で生き、周囲の人々を幸せにすること♪
置かれている場所で自分らしく生きていれば必ず「見守って下さる方」がいるという安心感が波立つ心を鎮めてくれ、たとえ咲けない日があったとしても、そんな時は根を下へ下へとおろしていきましょう・・・と書いてありました!!
今回、オランダへ行って学んだ一番のことはこのことかもしれません・・・
異国の地で、ましてやこの「馬」という世界で、日本人が一からやっていくということがどういうことだったのか?
どれほど間違えたり、だまされたり、迷ったり、悩んだり、辛かったり、心が折れそうになったか?
そんな時に何を考え、どこに支えられ、何を大切にして、どう乗り越えて生きてきたか?
約一週間、常に行動を共にし、たくさんの話を聞かせてもらい、僕自身が今回オランダに行って変わったことはたくさんありますが、最も変わったであろうことは「使う馬具」でも「馬の乗り方」でもなく、この「生き方」だと思っています!!!!
置かれた場所はときに辛いこともあります・・・しかし、オランダだから上手くいった、日本だから上手くいかないという話ではないのです!!
いま置かれたところこそが、いまの自分の居場所なのです!
「こんなはずじゃなかった」と思うときにも、その状況の中で咲く努力が必要なのです!!
いまでこそ、どこにいてもインターネットで日本のテレビを見たり、音楽を聴いたり、Facebookをしたり、YouTubeを見たり出来ます!!だとしても、親もいない、友達もいない、言葉も違う、食べ物も違う、考え方も違う、遊びにも行けない・・・
日本にいるわれわれはどうでしょう・・・??
何かあればすぐ親・・・
チョット調子が悪いといえばすぐ病院・・・
食べたいものをいつでも食べる・・・
息抜きと言ってすぐ遊ぶ・・・
不満や愚痴ばかり・・・
本来、困った時に頼るべきところに甘えすぎて「咲く」努力を怠ってはいないでしょうか??
YukiHariSportHorsesには日本から夢とキャリーバックだけをもって海を渡った同年代のスタッフさん達が一生懸命「咲く」努力をしていることにとても刺激を受けました!!!!
上手いことやって自分だけ得をしてやろうという奴が多いなか、趣味も娯楽も少ない異国で自分のやりたいことを目指してすべてをそこに注ぎ込む・・・
時間の使い方というのは、そのまま「いのちの使い方」なんだと改めて思いました!
馬が好きならばもっともっと馬に一生懸命になろう!!
人が好きならばその人たちに何ができるか考えよう!!
自分が幸せになりたいなら、今できることに精いっぱい心を尽くそう!!
オランダという場所でしたが、「生きる」というのはテクニックやツールで行うのではなく、
「自分の花を咲かす」ことに一生懸命になる!!!!
ということを教えていただきました♪
まだまだ、学びたいことはたくさんあるので、また近いうちにオランダに行くことになると思いますが、今回のオランダレポートはここまでとさせていただきます!
最後になりましたが、貴重な体験と教えをくれた波里さん、YukiHariSportHorsesスタッフのみなさん、サンダー、マリエル、そして快く送り出してくれた岡山乗馬倶楽部の会員さん、スタッフのみんな、僕と波里さんをつないでくれた桑原さん、本当にありがとうございましたm(__)m
この経験を活かし、少しでもみなさんにお返ししていけるようにこれからも一生懸命頑張ります!!!!
みなさま今後ともどうぞよろしくお願いします♪