つらりつらりと『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』の公演2週目を控えて。

{575932AF-D7EF-47F5-81FC-896FEF25EA7A:01}

{FDD036F1-0C47-4FC8-9726-4D9FD7018845:01}

{41355AC9-9F0F-4DF5-B6DB-6C1C8AFBEBF0:01}
(写真:宮内敏行さん)

書き残しておきたいと思ったので、まとまらない頭でツラツラと書いてみたいと思います。

先週の本番が、予想以上の好評でした。

twitterのまとめがこちら。

とても嬉しい。

とても嬉しいです。

その中で、とても心に残ったブログ。

僕が初めてローカル鉄道演劇に携わった後に抱いた感想にそっくりでした。

あぁ。

やっぱり、皆さんにも同じように感じていただけているんだなぁ。

そんなローカル鉄道演劇の中でも、『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』は、僕が参加したこれまでのそれとは少し違います。

何が違うのかというと、今回のスリーナイン号は、二両編成で動く気動車。

通常便の隣の車両が上演車両となっています。

ふと隣の車両を覗くと、そこに広がるのはまさしく現実の世界。

これがまた、日常と非日常の狭間を絶妙に感じさせてくれます。

ローカル鉄道演劇の物語はどれも、実在するまちを舞台にした等身大の人間たちの、小さな小さな、だけど大きな大きな物語。

それを実際のまちで、実際の風景と一緒に紡ぐ。

これが、とても心に染み入る。

ひょっとしたら、このまちのどこかに、作品の登場人物が暮らしているかもしれない。

そんな物語たち。

そのリアリティーとファンタジーのバランス加減が大好き。

そして、それがお客さんに届いた瞬間というのは最高に幸せ。

できることなら、本音をいえばそこに出演者として混ざりたかったけど、「混ざりたかった!」と思える作品を、劇団を通してお届けできることが幸せ。

『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』は、本当にたくさんのお客さんがオススメしてくださってる。

僕たちが「観ていただきたい」や「オススメです」と言うのは、たとえそれが本心であっても比較的容易いことです。

どの作品も愛情と真心をこめて創ってますから。

「オススメ」と言ってくださったお客さんは、僕たちと同じくらいこの作品に愛情を抱いてくださったんだなぁ。

そんなお客さんたちに『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』が囲まれたことが幸せ。

そんなお客さんたちのお言葉のおかげで、今週に入ってから完売のステージや残り僅かのステージが出て参りました。

ありがとうございます。

週末へ向けて、士気が上がっています。