『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』の公演2週目を控えて。
書き残しておきたいと思ったので、まとまらない頭でツラツラと書いてみたいと思います。
先週の本番が、予想以上の好評でした。
twitterのまとめがこちら。
とても嬉しい。
とても嬉しいです。
その中で、とても心に残ったブログ。
僕が初めてローカル鉄道演劇に携わった後に抱いた感想にそっくりでした。
あぁ。
やっぱり、皆さんにも同じように感じていただけているんだなぁ。
そんなローカル鉄道演劇の中でも、『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』は、僕が参加したこれまでのそれとは少し違います。
何が違うのかというと、今回のスリーナイン号は、二両編成で動く気動車。
通常便の隣の車両が上演車両となっています。
ふと隣の車両を覗くと、そこに広がるのはまさしく現実の世界。
これがまた、日常と非日常の狭間を絶妙に感じさせてくれます。
ローカル鉄道演劇の物語はどれも、実在するまちを舞台にした等身大の人間たちの、小さな小さな、だけど大きな大きな物語。
それを実際のまちで、実際の風景と一緒に紡ぐ。
これが、とても心に染み入る。
ひょっとしたら、このまちのどこかに、作品の登場人物が暮らしているかもしれない。
そんな物語たち。
そのリアリティーとファンタジーのバランス加減が大好き。
そして、それがお客さんに届いた瞬間というのは最高に幸せ。
できることなら、本音をいえばそこに出演者として混ざりたかったけど、「混ざりたかった!」と思える作品を、劇団を通してお届けできることが幸せ。
『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』は、本当にたくさんのお客さんがオススメしてくださってる。
僕たちが「観ていただきたい」や「オススメです」と言うのは、たとえそれが本心であっても比較的容易いことです。
どの作品も愛情と真心をこめて創ってますから。
「オススメ」と言ってくださったお客さんは、僕たちと同じくらいこの作品に愛情を抱いてくださったんだなぁ。
そんなお客さんたちに『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』が囲まれたことが幸せ。
そんなお客さんたちのお言葉のおかげで、今週に入ってから完売のステージや残り僅かのステージが出て参りました。
ありがとうございます。
週末へ向けて、士気が上がっています。