『ことでんスリーナイン』 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

んちゃ!うどんをいっぱい食べた大沼です。

月曜日と火曜日は、シアターキューブリックが9月に行うローカル鉄道演劇『ことでんスリーナイン』の記者発表並びに写真撮影でした。


最高に素晴らしい2日間でした。

月曜日は、記者発表の前に滝宮駅周辺をみんながそれぞれバラバラに散策。
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メンバーそれぞれがこの町の魅力を見つけるところから、ローカル鉄道演劇は始まります。

自分の足で歩いて自分の肌で町を感じるんです。

町の人たち、あたたかった。

突然やってきた東京の人達がここでお芝居をするということを、スッと受け入れてくださいました。

普通でしたら、「???」と怪訝に思われたっておかしくないところです。

嬉しかった。

町の空気を吸って臨んだ記者発表の模様は、たくさんの新聞・ニュースに取り上げていただき。
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みんなで夕飯を食べてたら、お店のテレビに自分たちの顔が映ってビックリしました(笑)
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居合わせたお客さんが拍手までしてくださいました。

翌日の写真撮影。

ことでんの様々な駅を使わせていただいての撮影。

カメラマンの坪内政美さん。

すごいカメラマンさんです。

いい写真を撮るためならどんなポーズになってでも撮ります。
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この写真は、まだ序の口。

むしろ、坪内さんを写真に撮りたいくらいでした。

撮影の合間は、スリーナイン号が走る仏生山~滝宮間を散策。
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最高に楽しかった。

『ことでんスリーナイン』、メンバーのチーム力が半端ないです。
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まだどんな物語かも分からない段階ですが、「『ことでんスリーナイン』は、いける!」と確信が持てました。

自信を持って言いますが、『ことでんスリーナイン』は、胸を張れる座組みです。

出演者が劇団員全員のみの公演以上に、劇団感がある座組みです。

長宗我部フェスと長宗我部まつりの稽古を共にした片山さん・じゃこ・しげさん・僕の4人の組み合わせが非常にいいチームだったのは経験済みでした。

そこにプラス、めぐみちゃんとほしあいめみちゃん。

素晴らしく楽しく、まとまりがあります。

きっと、稽古中に誰かが調子を落としても支え合える座組みです。

ほしあいめみちゃんは、一昨日がはじめましてとは思えないほどにキューブリックの一員になってました。
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お芝居で使用させていただく電車は、20型23号。
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大正14年生まれ・今年で製造90年を迎える日本最古の現役電車です。

僕は、鉄道ファンではなく、むしろ鉄道に関してはまるでさっぱりなのですが、そんな僕でもこの車両を使わせていただけるというのは、とても凄いことだということは分かります。

快諾してくださったことでんさんには、感謝しかありません。


『ことでんスリーナイン』。


観てほしいなぁ。

地元以外の方にも、地元の方にも。

個人的には、ローカル鉄道演劇は、地域振興と地元愛の双方がテーマだと思っています。

昨年、『樽見鉄道スリーナイン』を上演して感じたこと。

それは、ローカル鉄道演劇には地元の方々にとっての日常空間をほんの僅かな時間、非日常空間にできるということ。

公演期間中の宿への行き帰りは、樽見鉄道を常に利用して移動していました。

そこには日常がありました。

通勤・通学で利用するお客さんは、イヤフォンをしていたり眠っていたりする方も多く。

さっきまで同じ線路をスリーナイン号が走っていたとは思えないくらい、日常的な景色でした。

でも、これが日本全国どこででも見る日常なんです。

僕も電車の中では音楽を聴いたり眠ったりしますし。

ただ、その時に感じたのは、

「あぁ!この人たちに『樽見鉄道スリーナイン』をお見せしたかった!」

ということでした。

皆さんの住んでいる鉄道沿線には、こんなに素敵な景色や歴史がある。

こんな景色に囲まれて毎日過ごせることに羨む人がたくさんいるほど、素晴らしいロケーションの中を走る電車なんだ。

毎日過ごす中で忘れてしまった地元の魅力を、『樽見鉄道スリーナイン』に乗っていただけたら、もう一度新鮮な気持ちで再認識してもらえるのになぁ。

と感じたのです。

『ことでんスリーナイン』、僕らを応援してくださる皆さんにも観ていただきたいし、地元の方にも観ていただきたい。

大丈夫です。

今回のチームは、最高にいい稽古ができるチームですから。

自信を持ってオススメしますよ!!


ただ。


どんなお話かはまだ分からないです!(笑)


P.S.
『樽見鉄道スリーナイン』の楽しかった思い出が蘇ってきて、当時のブログを見返してみました。

楽しかったなぁ。
いつか、樽見にもまた帰りたいなぁ。

さらにP.S.
ローカル鉄道演劇の公演タイトルには、それぞれ『~スリーナイン』と入ってますけど、みんな全く違う新作のお話ですので誤解のなきよう。