大阪の気功整体院(おおいし治療院)です。
前の記事を読んでいない方は下記を参照してください。
肩こりから多くを学べます
肩こりについて、もう少し考えてみたいと思います。
肩が凝ると通常であれば、凝っているところを自分の手で押さえますね。
それで楽になればいいのですが、肩こりが慢性な方はそれでは楽になりません。
通常、肩こりの気になるところが、異常に痛みを放つときは、たまらず肩周辺のそのポイントを押さえます。
それはそれでいいのですが、少し時間が経過するとすぐ、同じ痛みが出てくることもあります。
そして肩もみマッサージ器で、気になる同じところを何度も、繰り返します。
それでも痛みが取れなかったら、近くのマッサージ屋さんか、クイックマッサージ屋さんで、同じところを何度も刺激してもらっていませんか?
そしてだんだん強く押す、強く揉まれる刺激を求めて、強刺激を求めるようになってくるかもしれません。
これを何年も繰り返すと、肩が自分の肩ではなくなって、腫れ上がったコブみたいな肩になってしまいます。
整体で押圧するところも、もはや存在しないのに、強刺激を求めて、当院にまれに来院される方もいらっしゃいます。
そういう方は首も強く揉まれている為、首にもコブが何箇所もあります。
強刺激依存症にかかっている為、きちんと説明をしてから、整体するようにしています。
なんとなく意味がわかっていただけた方は、通院すると強刺激から解放されていきます。
何年もかけて、肩首にコブを作ってきたので、数年経過しないと肩は元に戻らないでしょう。
ある方は頭が凄く凝っているので、頭中心にケアしました。
もちろん、バランスよく全体を整体しております。
肩は一度も触っていません。
それでも楽になって帰られます。
当院は肩を一切触らない主義ではなく、肩は通常ツボでいうと1~2穴くらいで十分です。
それも肩全体でです。
必要ならば押圧します。
必要ないから押してないのです。
全体を観察して、整体をしています。
肩に順番がきたときは大抵、肋骨、肩甲骨、肩関節、下部頚椎、上部胸椎の操作、周辺の筋肉のリリースを先にしています。
全体が解放されたと思ったら、座位でもう一度、肩周辺をチェックします。
肩に関連する部位を施術し、再度、肩チェック。
押すツボ(ポイント)があれば、押圧します。
これで0~2穴くらいって感じです。
最後に
肩こりで真剣に悩んでいる方は、肩を楽にする為にしかるべき部位に、しかるべき処置をしてもらってください。
しかるべき場所が内臓であったら、その内臓は放置状態になっています。
しかべき場所が脳であったらなら、その脳のストレスは放置状態になっています。
強刺激だけを求めず、適切な手技を求めてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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