昨年度をもって閉校した和泉小学校の敷地内の森を久々に歩きました。
和泉小学校は閉校する時点で全校生徒4名の小さな学校でした。
この学校では2年ほど総合学習で森林教室のお手伝いをする縁があり、少人数の子どもたちや先生方とも親しくなることができ、思い入れのある学校でありました。
この学校は敷地内に森があり、沢が流れ、池があり、エゾリスが駆け回るという、野性味あふれるとても恵まれた環境でありました。
依頼を受けるたび、さてどんな内容にしようかなと楽しみながら考えていたのがなつかしいです。
人数が少ないだけに、一方通行でなくその場の雰囲気で自由にでき、毎回楽しんでやらせてもらいました。
その敷地内で見つけたおもしろい形の木。
ハープのような樹形です。
広葉樹は光のあたる方向に枝を伸ばします。
通常、平坦な森のなかでは上からしか光があたらないので、真上に伸びます。
この木は、真っすぐ上に伸びていた幹が何らかの原因で斜めに傾いてしまい、その後、傾いた幹から、今度は何本もの枝が真上に伸びて出来た樹形です。
それ程、広い敷地ではないですが、ほかにもおもしろいものが沢山あります。
今となっては、子どもたちに紹介してあげられないのが残念。