とき和（とんかつ？志村坂上)
過去2回にわたってお届けした真夏のとんかつ劇場。
・上板橋編
・池袋編
2度あることは3度あるという事で、今回は "板橋カオス とんかつ版" と題して、志村にある板橋っぷり満点のお店を紹介する。
志村坂上駅からも本蓮沼駅からもほぼ等距離という素晴らしい立地にあるこのお店。正直なところ、その地味～な外観からは全く期待が持てない。
メニューはというと、一番高いとんかつの定食でも1,000円ぽっきりという若干の投げやりさを感じる価格設定で、どの角度から見ても "とんかつ屋" というよりは "町の定食屋" といった趣きである。
実際にこのメニュー表には乗ってないが、店の壁のホワイトボードや手書きメニューには "ゲソ揚げ" だの "マグロなかおち" だのといったステキな単語が散りばめられており、"とんかつ屋" というよりも "とんかつも出す飲み屋" と解釈した方が正しいような気がしないでもない。
さて、数多くあるメニューの中から今回選び出したのは、まず生姜焼きとメンチカツの定食。生姜焼きもメンチも見るからにチーｐ……いや、控えめかつ素朴な見た目で、食べてみると味もチーｐ……いや、ええと。
話題を変えて、続いて登場したのはみんな大好きカツカレー。でろっとした "お家カレー" もしくは "学食カレー" のような素朴なカレーライスに、これまた素朴で可愛らしいカツが乗っている。
こちらのお味はというと、これがノスタルジックな美味さが凝縮されている侮れなさで、例えるならば神保町と水道橋の中間の路地裏にある "まんてん" のカレーに凄く近い。(ところでまんてんのオヤジはまだ元気なのか？)
インドカレー、欧風カレー、タイカレー、蕎麦屋カレー等はカレー業界（？） である程度認知されているけれども、オレとしてはそれらと並べて "日本流カレー＝お家カレー＝学食カレー＝給食カレー" にも良いポジションを与えてやりたい。
この店のカレーをカテゴライズするとしたらまさにそこ。
で、定食にはご飯と味噌汁と大根おろしとお新香が、カレーにも味噌汁と大根おろしとお新香が付いてくる。このさりげなく置かれた大根おろしってのがまたバイプレイヤーでな。カツの合間に挟むもよし、何滴か醤油を垂らしてそのまま食べるもよし。
■総評
味：☆(不味くはないが特筆するような美味さはない)
値段：☆☆(間違いなく安い)
品揃え：☆☆☆
店の雰囲気：☆☆(よくある町の定食屋)
接客：☆☆
遠征：☆
デート：☆
DQN率：××
備考：一言で表現するならばどこにでもある定食屋である。ここまでの評価ではボロクソに近いというか、なんで紹介したのかわかって貰えないと思うので、オレがこの店をあえて "板橋カオス" として引っ張り出した理由をハッキリ言ってしまおう。
朝6時からやってるから
朝6時から遠慮なく飲めるから
これだけで充分じゃね？この店の最大の武器はそこだって。孤独のグルメで取り上げられて有名店と化した赤羽のまるます家にも勝るこの暴挙。アッチは確か朝8時だか9時だかからだけど、とき和は朝6時ですよ？そんなん徹夜明けでへろへろになった凸版社員以外の誰が利用できるというのか！？(いやむしろ朝営業は凸版専用なのかもしれん)
というわけで、味やコストパフォーマンスという点だけでは青銅聖闘士(那智とか蛮とか) 止まりなのに、営業時間を持ち出すと一挙にまばゆいまでに光り輝く黄金聖闘士と化す変貌ぶり。オレはあえて 「板橋を代表するとんかつ屋はここだ！」 と言い切ってしまいたい。
■ときわ（とんかつ？居酒屋？)
住所：東京都板橋区志村1-8-8
TEL：03-3969-2717
営業時間：06:00～14:00(ランチ…というか朝) 17:30～22:00
定休日：日曜、祝日
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・上板橋編
・池袋編
2度あることは3度あるという事で、今回は "板橋カオス とんかつ版" と題して、志村にある板橋っぷり満点のお店を紹介する。
志村坂上駅からも本蓮沼駅からもほぼ等距離という素晴らしい立地にあるこのお店。正直なところ、その地味～な外観からは全く期待が持てない。
メニューはというと、一番高いとんかつの定食でも1,000円ぽっきりという若干の投げやりさを感じる価格設定で、どの角度から見ても "とんかつ屋" というよりは "町の定食屋" といった趣きである。
実際にこのメニュー表には乗ってないが、店の壁のホワイトボードや手書きメニューには "ゲソ揚げ" だの "マグロなかおち" だのといったステキな単語が散りばめられており、"とんかつ屋" というよりも "とんかつも出す飲み屋" と解釈した方が正しいような気がしないでもない。
さて、数多くあるメニューの中から今回選び出したのは、まず生姜焼きとメンチカツの定食。生姜焼きもメンチも見るからにチーｐ……いや、控えめかつ素朴な見た目で、食べてみると味もチーｐ……いや、ええと。
話題を変えて、続いて登場したのはみんな大好きカツカレー。でろっとした "お家カレー" もしくは "学食カレー" のような素朴なカレーライスに、これまた素朴で可愛らしいカツが乗っている。
こちらのお味はというと、これがノスタルジックな美味さが凝縮されている侮れなさで、例えるならば神保町と水道橋の中間の路地裏にある "まんてん" のカレーに凄く近い。(ところでまんてんのオヤジはまだ元気なのか？)
インドカレー、欧風カレー、タイカレー、蕎麦屋カレー等はカレー業界（？） である程度認知されているけれども、オレとしてはそれらと並べて "日本流カレー＝お家カレー＝学食カレー＝給食カレー" にも良いポジションを与えてやりたい。
この店のカレーをカテゴライズするとしたらまさにそこ。
で、定食にはご飯と味噌汁と大根おろしとお新香が、カレーにも味噌汁と大根おろしとお新香が付いてくる。このさりげなく置かれた大根おろしってのがまたバイプレイヤーでな。カツの合間に挟むもよし、何滴か醤油を垂らしてそのまま食べるもよし。
■総評
味：☆(不味くはないが特筆するような美味さはない)
値段：☆☆(間違いなく安い)
品揃え：☆☆☆
店の雰囲気：☆☆(よくある町の定食屋)
接客：☆☆
遠征：☆
デート：☆
DQN率：××
備考：一言で表現するならばどこにでもある定食屋である。ここまでの評価ではボロクソに近いというか、なんで紹介したのかわかって貰えないと思うので、オレがこの店をあえて "板橋カオス" として引っ張り出した理由をハッキリ言ってしまおう。
朝6時からやってるから
朝6時から遠慮なく飲めるから
これだけで充分じゃね？この店の最大の武器はそこだって。孤独のグルメで取り上げられて有名店と化した赤羽のまるます家にも勝るこの暴挙。アッチは確か朝8時だか9時だかからだけど、とき和は朝6時ですよ？そんなん徹夜明けでへろへろになった凸版社員以外の誰が利用できるというのか！？(いやむしろ朝営業は凸版専用なのかもしれん)
というわけで、味やコストパフォーマンスという点だけでは青銅聖闘士(那智とか蛮とか) 止まりなのに、営業時間を持ち出すと一挙にまばゆいまでに光り輝く黄金聖闘士と化す変貌ぶり。オレはあえて 「板橋を代表するとんかつ屋はここだ！」 と言い切ってしまいたい。
■ときわ（とんかつ？居酒屋？)
住所：東京都板橋区志村1-8-8
TEL：03-3969-2717
営業時間：06:00～14:00(ランチ…というか朝) 17:30～22:00
定休日：日曜、祝日
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