チャイコフスキーの「Valse Sentimentale(感傷的なワルツ)」という曲がびっくりするほど美しくて、昨日から何時間聴いてるの?っていうくらい繰り返し流しているのに、何度聴いてもまったく色褪せない。元々はピアノのための作品で、いまではチェロやヴァイオリン、フルート、オーケーストラなど様々な楽器で演奏されているようですが、どの音色もじっと聴き入るほど美しい。ついつい感傷に浸ってしまうけれど、穏やかで、心を落ち着かせるような旋律、痛みを和らげてくれるような優しさを秘めていて...。同じくチャイコフスキーでいうなら「Barcarolle(舟歌)」など、こういう短調で物悲しい旋律にはいつも心が奪われます。音楽って、いいですね。