オリンパス OM-D E-M1で撮り歩き 交換レンズ編 Vol.3 | □■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

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紅葉真っ盛り、秋色の只見線沿線
毎年訪問していますが、今年は見頃の時期にピッタリ合って写欲も昂ります。

今回は普段使用しているフルサイズ一眼レフフルセットに加え

オリンパス OM-D E-M1ボディー
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8PRO
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 1.4x テレコンバーター MC-14


も持って行きました。
特にオリンパスM.ZD ED 40-150mmF2.8PROは早くから発表されていたレンズでその登場を心待ちにしていましたが、
現物を持って見ると 小ささ 軽さを 深く実感!
これで「写りが良ければ言う事無し」なのですが、果たしてどうなるでしょうか…

まずはいきなりテレコンを装着して、勾配区間を駆け登る蒸気機関車を狙います。
EM-1は動態予測を使用する場合は秒6コマ連写になりますが、AF追従は申し分ありません。
フルサイズカメラより測距点が広いのもGOOD RAWモードで撮影しても連続撮影枚数は50コマと余裕タップリです。





思わず息を呑む美しさ、 只見線の絶景ポイント第一只見川橋梁、いろんなアングルで狙ってみましたが、
ここで威力を発揮したのが、PROレンズに搭載されている「MFクラッチ機構」、フォーカスリングを手前に引くと
瞬時にマニュアルフォーカスに切り替わるので素早く置きピン撮影が行えます。
さらにボデイのMFアシストを併用すれば即座に拡大画面になるので緻密なピント合わせが可能です。
しかも電子ビューファインダーの恩恵でファインダーを覗きながら一連の操作が出来る所がポイントが高いです。
 一眼レフだとライブビューに切り替えて、さらに私は老眼なので眼鏡をかけてと…明るいところでは背面の液晶が
見えづらいので、液晶ルーペを使ったりとかなり面倒なのですが、オリンパスの凄さの一端をさりげなく見せつけられた感が…







ここも有名な第三只見川橋梁、ここは約40年前、高校生の頃にも訪問しましたが、重たい機材を担いで歩くこと約40分 
坂道を登り切った辺りから、初めて見たのあまりにも美しい光景、その時の事は今でも忘れません。 
(あの当時にEM-1があればかなり楽だっと思います。)只見線沿線はまるで時が止まったように、沿線の佇まいは
その当時とほとんど変わっておらず、私の中ではこの地域は世界遺産以上かな…と思っています。




ここは最近一番人気の第四只見川橋梁、激戦区なのでいつもはここを避けていましたが、今回ダメ元で行ってみたら、
端の方に場所を確保出来そうだったのでここで撮ることにしました。


手前に杉の木があってその影が線路にかかってしまうのが難点ですが、オリンパスViewer3を使用して
シャドー部を明るくしました。 
ここでも動態予測AFを使用しましたが、グループターゲットAFが威力を発揮しました。







カメラ女子の皆様に人気なアートフィルター、これを使えば画像処理ド素人な私でもカンタン加工、RAWモードで撮影しておけば、オリンパスViewer3で後から効果を確認しながらゆっくりセレクト 楽しいですよ




まとめ
E-M1ボデイは発売から一年が経過しておりますが、バージョン2.0でさらに磨きがかかって、
2014年発売のフルサイズニューモデルと比較しても全く引けを取りません。
よく「その場の空気感まで写し取る」という表現がありますが、OLYMPUS最高画質と謳うだけあって、
そんな台詞がピッタリなカメラシステムだと思いました。
E-M1とPROレンズのコンビは、クリアで抜けが良く、固すぎず柔らかすぎず、絶妙の味付けの描写を実現、
一度使うと虜になる事間違いなしです。

さらに小型軽量のアドバンテージは想像以上でした。

普段持ち歩いてるのは
フルサイズ一眼レフ 2台
超広角14-24ミリF2.8ズーム
標準24-70ミリF2.8ズーム
望遠70-200ミリF2.8ズーム
300ミリF2.8単焦点
テレコンバーター
これだけで約8.5㎏になってしまいます。

これがOLYMPUSなら
OM-D E-M1ボディー 2台
M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mmF2.8PRO(開発発表レンズ、未発売)
M.ZUIKO DIGITAL 1.4x テレコンバーター
なんと3~3.5㎏ (7-14の詳細が不明なため推測となります。)

まあED 40-150mmF2.8PROが300ミリF2.8の分までカバーしている事が軽量化に大きく貢献していますが、
今まで200ミリ~300ミリの間が欲しいと思っていたので、この悩みも解決!一石二鳥となりました。 
しかもズームだから単焦点に比べると描写性能が若干劣るかなと思ってましたが、これが遜色ないんですよね。
さらに嬉しいことにカメラバッグもご購入予算もフルサイズシステムの三分の一くらいに収まってしまいます。
各社強力な新製品が出そろって、機種選びに迷うプレミアムクラス1眼 
それぞれ一長一短がありますが、 小型軽量 コストパフォーマンス重視で選ぶなら迷わずOLYMPUSをお奨めいたします。

カメラ・レンズの詳細はこちら
オリンパス OM-D E-M1
オリンパス M.ZUIKO DIGITL ED12-40mm F2.8 PRO
オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8PRO
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 1.4x テレコンバーター MC-14



sei オリンパス OM-D E-M1で撮り歩き 交換レンズ編 Vol.4  へ続く!