鹿児島県のホームページに薩摩硫黄島のメンドンの説明があります。
メンドンは「天下御免」。メンドン-テンカゴメン・・・ロゴがよくって気にいってます。天下御免はヒーローや歌舞伎の立役、時代劇の主人公が許される言葉のイメージがあります。カッコイイ!!!
悪石島のボゼと同じように、硫黄島八朔太鼓踊りの最後に登場するのがメンドンです。メンドンも、顔がとってもキュート。南国の香りがします。おもしろいのは14歳の子供の家でこの面をつくる事。かぶるのは青年です。どの伝統文化も若い人たちが祭りを担うことで地域への愛着が増すようになっていたのかもしれません。継続するにはそうも言ってられず、どの伝統文化も年齢の幅は広がっている現在です。
メンドンは手に神木(スッペン木)を持っていて、人々を叩いて悪霊払いをします。一晩中走り回って叩きまわり、最後に踊って島内を一周。体力がいる行事ですね!中に入っている人のことも詮索することは許されない天下御免のメンドン。興味ぶかい!