利尻遠征計画は白紙に | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 あれっ、紛らわしいタイトルだったかな。もちろん、利尻には行きますよ。ただアクセス方法は白紙撤回して再検討します。

 先週の木曜日、札幌に行くためバスを待っていた私は、なにげなく沿岸バスの時刻表を眺めていました。そのとき、気づいたのです。利尻に向かうときに乗ろうとしていた6時20分発豊富行きのバスは、土日祝日運休でした。そして利用を予定している6月1日は土曜日です。

 さすがに慌てました。でも早めに気づいてよかったです。これ、当日まで気づかずにいたら、笑えない笑い話になるところでした。

 慌てて別の方法を探します。ところが、どうも適当な手段が見当たらないんですよ。

 6時20分の次の豊富行きは、9時05分発です。豊富には12時56分に着きますが、ここから稚内までの足がないのです。JRは16時04分発です。稚内から利尻に向かう最終のフェリーは15時40分。お話になりません。豊富から稚内に向かう交通手段はJRしかないんですよね。

 結論としては、6月1日に留萌からバスを利用して利尻に渡るのは不可能だということです。こうなると復路のバス利用というプランも合わせて再検討しなければなりません。というのも、バスを利用するというのは3日間のうち1日目と3日目が沿岸バスに乗り放題という萌えっ子フリーきっぷワイド2日券を利用するのが前提となっていたからです。料金は3,200円ですからかなりお得なきっぷなんですよ。これを利用すれば豊富~稚内間のJR料金を加えても5,000円で往復できるのですが。

 6月1日に公共交通機関を利用して利尻に行くとなると、結局はこれ以外にないということになります。

留萌 6時47分発普通列車 深川 7時49分着
深川 8時52分発特急スーパー宗谷1号 稚内 12時47分着

 留萌から稚内までの運賃が6,400円で、自由席特急料金の2,310円を加えると、8,710円になります。片道でこの金額は痛いなぁ。

 6月3日の帰りは当初予定していたバスを利用できます。

稚内 10時51分発普通列車 豊富 11時36分着
豊富 11時40分発沿岸バス留萌行き 留萌十字街 15時32分着

 運賃はJRが900円。バスは萌えっ子フリーきっぷの1日券を使って2,300円。合計3,200円となります。行きのJRと合わせたら11,910円ですか。痛いなぁ。当初予算の約2.4倍ですよ。

 これならば、旭川~留萌間のSきっぷ(3,120円)と旭川~稚内間のSきっぷ(9,800円)を利用しても12,920円ですから、1,010円しか違わないですね。楽なのはJRでの往復かな。

 ちなみに帰りもJRを利用するとなると、

稚内 13時45分発特急サロベツ 深川 17時54分着
深川 18時08分発普通列車 留萌 19時07分着

 183系の特急サロベツに乗りたい気持ちもたっぷりありますが・・・。どうせ片方だけJRを使うなら、往路がバスで復路がJRの方がいいのですけどね。どうも思うようにいきません。

 利尻発11時55分のフェリーが稚内到着は13時35分ですから、これでもギリギリ間に合いそうです。朝イチのフェリーに乗ると、稚内で3時間ほど時間があまりますね。

 いろいろ考えたら、行きはJR利用で宗谷本線を乗りつぶして、帰りは沿岸バス利用で豊富留萌線を乗りつぶす。乗り鉄・乗りバス趣味という観点からは、これが最有力かなぁ。でも、183系の先頭車両というのも捨てがたいなぁ。

 最大の問題は、資金を確保できるかどうかですが・・・。