今日は2通の封書が届いた。
ひとつはこれ。
サロマの完走証である。カメラのタカハシのゴール写真はうまく人が入らずに写るのだが、完走証の写真はどうしても入ってしまう。カメラマンの位置の関係なんだろうね。
で、この完走証には10kmごとのスプリットタイムが入っているから、GTMailSを頼み忘れた私も、ようやく10kmごとの正式な通過時間がわかった。
80km関門、9時間57分19秒。関門閉鎖2分41秒前だった。
2年前の完走時のグラフはこれ。
同じような傾向だが、2年前は50kmまで見事なイーブンだよなぁ。でも今年は逆に最後の30kmが見事にイーブンだ。今年の決め手は本当にこの最後の粘りだったなぁ、とつくづく思ったとさ。
もうひとつ届いたのがこれ。
今年はエントリー資格のタイムが昨年より10分以上も速くなったからかなり若い番号になるかと思ったら、今年も1000番台。ということは、今年はやはり登録の部の出場選手が思いっきり増えているんだろうな。
で、気になる記載があった。
ユニフォーム、ショーツ、タイツに表示する所属クラブ名について、陸連登録競技者はその所属陸協に許可されている所属名とし、それ以外のものは禁じます。
普段の年なら、そうは言っても、そこまでチェックはしないだろうというところだが(実際、あの状況では1人1人のチェックはできないと思うが)、今年に関しては、これまでの様々な経緯から厳しいかもしれないという気がする。特に私が着ようと思っていたムコTは、背中に難病支援を訴えかけるメッセージが入っている。これはピンポイントで役員からクレームをつけられるかもしれない。
そんなわけで今年は、これまで1度もゴールに連れて行ってあげられずにいる、楽走ウェアで走ろうと思う。その代り、フェアウェルパーティにはムコTで出席しよう。
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今日はロング走をしようと思っていた。
当初思い描いていたのは、旭川往復。これだと、48kmくらいになる。まあ、雨も降るかもしれないし、帰りは国道237号を走っていればいつでもJRで帰ってこれるからと、定期券をしっかりと持って走りだした。最低目標は30kmに置いて。
ところが、走り始めるととんでもない方向に向かってしまった。先週、企画ランを延期にしたのだった、と思いついてしまったのだ。
きっと、あの人とこの人は喜んでくれるのではないかと思いついた企画ラン。どうせなら、今週やってしまおうと、気まぐれを起こしてしまった。
まずは道道天人峡美瑛線を走り、
JR北美瑛駅の横を通ると、
道道なのに歩道もない、狭い道となる。
やがて辺別川(べべつがわ)を渡り旭川市に入り、
しばらく走ると再び辺別川を渡って美瑛町に入り、
やがて朗根内(ろうねない)という集落が近づくと、歩道が現れる。ここまで約10km。
間もなく見えてきたのが、先週の企画ランで終点にしようと思っていた明徳小中学校。ここまで約13km。
ここでUターンすると30kmにならないので、60mの高低差がある峠道を越えて東神楽町志比内に抜ける。
志比内から右に曲がれば忠別ダム。そっちに向かおうかなと思ったけれど、すでに15kmに達しているので、そっちに向かうと距離を稼ぎすぎてしまうと判断して左に曲がる。やがて忠別川を渡って東川町に入り、大雪遊水公園へ。ここまででおよそ17.5km。
ここから東川市街地や旭川空港までの距離を見て、自宅までは42kmくらいになることがわかる。大きなショックを受ける。
東川市街地へ向かう途中には、北海道神宮の神饌田がある。
東川市街地から再び忠別川に向かい、ここを渡ると東川町。今度は旭川空港方面へ向かう。このあたり、写真を撮る余裕はなくなっていた。
空港へ向かう最短ルートは、距離は少し短いがアップダウンが豊富なルート。20~30mのアップダウンを3度繰り返す。弱った足には拷問のようなコースだ。
それでも我慢して走ったのは、田村ファーム(Clover)のアイスが待っているから。ご褒美があればなんとかなるものだ。今日は牛乳とモカを注文する。ここまで30.8km。
このまま自宅まで走るとほぼフルになる。でもアイスを食べているときに私の頭の中を駆けめぐっていたのは、「もう1歩も走れねぇ!」という叫び。しかし旭川空港から美瑛へ行くバスは本数も少ない上に、バス代を払わねばならない。我慢して、ここから4kmあまりのJR千代ヶ岡駅まで走ることにする。
ということで、どうにか千代ヶ岡駅までたどり着いた。
ここまで35.1km、4時間04分の走り旅であった。
まだまだフルマラソンを走れるまでは回復していないが、2年前と比べると、この時期にこれだけ走れるということに満足しておこう。
来週末も、ロング走に挑戦したいと思う。ご褒美はなににしよう?