いよいよ、アスリートの風への出演は明日となってしまった。しつこいようだが小心者の私。すでに緊張感に押しつぶされそうだ。
事前に提出しているプロフィールシート。それらを中心にトークが構成されるのだろうが、いったいどんなことを聞かれるのだろう?う~ん、不安だ!
チラッと耳にしたところでは、すでに全国から続々とメールが寄せられているとか。全国から寄せられるということは、ここをご贔屓にしていただいている皆さんしかいないわけで、ご協力いただき本当にありがとうございます。
つきましては、不肖・私Ogamanは、皆様から寄せられたご期待にお応えすべく、粉骨砕身、誠心誠意頑張ってくる所存でございますので、今後もなにとぞご支援を賜りますよう、深く、深く、お願いする次第であります。・・・・・・・・・いつの間にか選挙運動になってしまったぞ(爆)。
ということで、ちょっとこの男、緊張のあまり壊れかけているかもしれませんが、楽しい1時間にしたいと思っていますので、お時間が許す限りご覧になってみて下さい。
なお、アスリートの風は毎週木曜日の午後8時から放送されています。この番組、FMアップルのホームページ からインターネット放送で聞くことができます(しかも動画付!)。引き続き番組宛に激励や質問などのメールをいただけるとありがたいです(メールアドレスはこちら )。どうぞ、よろしくお願いします。
では、完走記を続けます。多分、今日はスタートすると思います。
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号砲とともに、約200名が一斉にスタートする。この秋は函館ハーフマラソン、札幌マラソン、旭川マラソン、北海道ロードレースと走ってきたが、いずれの大会も1,000人をはるかに超える参加人数がある大会で、スタートはかなり混雑する大会ばかりだった。それと比べるとこの大会は、実にスムーズなスタートを切れる。かなり後ろの方に並んだのだが、10秒前後のロスタイムでスタートラインを越えた。
スタート前の案内にあったように今年はちょっとコースが変わっているようだが、このコースは基本的に1往復してクォーターの距離(約10.55km)。ハーフはこれを2往復する。ハーフマラソンはワンエイツコース(約5.27km)を4周するコースだったトマムフォレストマラソンを好んでいた私にはさほど苦になるコース設定ではないのだが、問題は距離表示が一切ないこと。そのため初めて出た一昨年は、折り返し点まで25分をメドに走るしかなかった。
今年は新兵器・Forerunner201が左腕に輝いている。とはいっても、本来は5年間愛用してきたセイコースーパーランナーズ(旧モデル)とともに走りたかったのだが、先週の日曜日に温泉で紛失し、ついに出てこなかったのだ。そこでやむなくForerunner201を使うことにしたのだが、考えてみれば距離表示がない大会なので、効果が十分に発揮できたような気がする。
さて、11月に入ってから全く走っていない私としては、このスタートについては慎重にならざるをえない。オーバーペースだけは禁物である、と自分に言い聞かせる。
流れが落ち着いてくると、目の前にはジュンジュンがいた。1ヶ月前の北海道ロードレースでは、終盤で彼女は腹痛のためペースダウンしたのでかろうじて先着したが、近い将来私は彼女に先着できなくなるということを予感させる見事な走りだった。案の定、その2週後に行われたフルマラソン挑戦会では、3時間20分台というタイムをたたき出し、一気に手の届かないところまで行ってしまった。
そんなジュンジュンだが、スタート前は、全然走っていないから今日はダメ、と言っていた。なるほど、今日はすごくゆっくり走っている。よし、しばらくこの後ろをついていこう。そう思って3mくらい後ろをついていった。
ところが、しばらくするとついていけなくなる。徐々に差が開いていく。そんなに速いペースじゃなさそうなのに・・・と思っているうちに、Forerunner201は1kmラップを刻む。なにっ?4分35秒?あんなに軽く走っているのに?こりゃあ敵わんわ・・・。
だんだん遠ざかるジュンジュンの背中を見つめ、ポツリと呟く。
「若いもんは、ええのう・・・」
ゴメン、嘘です。これは話を作りました。そんなギャグをかます余裕はありませんでした。
2kmのラップは4分41秒。これでもちょっと今の自分には速いかもしれない。4分50秒前後でゆっくり行くべきかもしれない。だが、折り返しまでは下流に向かう。それを考えるとこのくらいでいいのかもしれない。迷いながらもペースの維持を心がけた。
ところが次の1kmは4分55秒。ほとんど5分近くまで落ちてしまった。下りでこれはさすがにまずいのじゃないだろうか。ここでまた迷いが生じる。自分としてはずっと同じ調子で走っているつもりだ。しかし2kmを過ぎてからは、体が妙に重く感じる。思うように動かないのだ。かといって、まさか3km付近からスパート気味にいくわけにもいかない。たまたまスロースターターの私は調子をつかみかねているだけ。そう思おうとした。
次の1kmもやはり4分55秒。これで折り返したらどんなラップになるのだろう。考えるだけでも恐ろしい。
10分前にスタートしたクォーターの選手はすでに次々とやってきている。かずきさん 、パパさん、トン子さん 。こうして仲間とすれ違うことは、とてもいい刺激になる。この大会のコースでは、クォーターの選手たちとすれ違った後、ハーフの出場選手とは3回すれ違うことができる・・・と喜んでいたのだが、コースの変更のおかげで接近している選手とは4回すれ違うことができるのだ。そのことに気がつくのは終盤になってからだったが・・・。
クォーターの選手に続き、ハーフの選手も続々とやってくる。そうらんさん、アザラシさん 、yagiさん 、走太郎さん 。みんな軽快に走っていく。
前からやってくる選手にばかり気を取られていたら、まゆちゃんがカメラを持って応援してくれていた。まさかここにいると思わなかったのでビックリ。ところがその顔が、彼女には不審者を見るような目に見えたとのことで、申し訳なかった。改めて、反省。
間もなく折り返し点が見えてくる。そして前からジュンジュンがやってくる。その差は100m以上ついている。それでもまだ追っていける・・・かな?ジュンジュンのすぐ後ろにはkanapapaさん がいる。そしてそこからちょこっとあいて楽走伊達温泉のWさんだ。ここはWさんを目標に追っていくことにしよう。
狙いを定めて折り返し。すると・・・やべぇ。直後にせぇさん がいる。これは絶対ターゲットにされているよなぁ。さて、逃げ切れるのかな?もうちょっといくと初ハーフのかおさんもやってくる。これはいいペースだ。私からもそんなに遅れていない。1時間50分は楽に切れるペースだろう。これまたちょっとでも失速すると抜かれそうだなぁ。前に追いつけなくても気を抜くわけにはいかない。
5kmまでのラップは4分49秒とちょっとあがった。折り返す仲間効果だろうか。ここまでの5kmは23分55秒。スロースターターの私としては悪くない。しかし下りとして考えたときは物足りない。ここからは上流に向かって走るわけで、このペースを維持することが出来るだろうか。体の動きの重さを考えると・・・果たしてどうなることやら・・・。(つづく)
号砲が 鳴れば言い訳 忘れ去る
今日の言い訳
もう完全にネタ切れ。ということで、しばらくお休みとさせていただきます。それより走れよなぁ・・・。
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お知らせ
明日は完走記をお休みします。昼休みに何か簡単なエントリーを書けるかな?あとは放送終了後にでも、携帯から書き込むつもりです。
おがまん的ランナー川柳の投票を行っていて、第1回中間発表も行っています。詳しくはこちらのページ をご覧のうえ、気に入った作品があれば投票をお願いします。