「自分さえ我慢すれば…」我慢で心の距離は縮りません | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

「自分さえ我慢すれば…」我慢で心の距離は縮りません

 

みなさんこんにちは、
カウンセリングサービス大みぞなおみ です。

 

毎週日曜、『自分プロデュース』のテーマを
はたのえりカウンセラ
 真鍋純子カウンセラ

紙谷まみカウンセラ

と4人交代でお届けしていますカナヘイうさぎ

 

 

毎日暑いですね…ちょっと夏バテしております。夏は女を5歳老けさせると言います…ああ、恐ろしい…あせる

みなさま、どうぞどうぞご自愛くださいませねクローバー

心の距離感のお話を書いています。

 

>>依存心から楽になって、程よい距離感見つけよう

>>心地よい人間関係を作るための奥義

>>程よい距離感を探すために…モテる人はやっている、心のエネルギーの使い方

 

「心の距離感に向き合うこと」は、自分の「不安、自信のなさ、寂しさ」に向き合うことでもあります。だから時に痛みを伴うこともありますが、

 

勇気を持って取り組むことによって、自分を理解し受け入れてあげやすくなるんですね。

すると心が安定して、相手に振り回されなくなり、距離感に悩むこともなくなっていくんです。

心の距離感を掴むためには、自分に向き合うことが本当に大事!…ということで、今日も引き続きお話していきたいと思いますキラキラ

 


さて、皆さんへ質問です。

「自分さえ我慢すればよい」と考えてしまう方…いらっしゃいませんか?

そしてこんな癖はないですか?

・相手に嫌われるのが怖くて、争いや揉め事が苦手で、自分のネガティブな気持ちを抑え込んだり、考えを引っ込めてしまう。

・怒ってもいいこと、主張してもいいことがあっても、相手に嫌われたくないし、関係をややこしくするくらいなら、自分さえ我慢すればいい、その方が楽だ、と考えてしまう。


あー、あるある…と思われた方。こんな方はですね、

ネガティブな感情を出す事で、嫌われるのではないか?煙たがられるのではないか?という怖れが、とても強いんだと思います。もう、恐怖ってレベルかも。

ネガティブな感情を出す、主張することができないのは、「あなたが気が弱いから」とかではなくて、恐れが非常に強く出てしまって、できないんだと思いますよ。

なんでそんなに恐れが強いのかと言えば、そうなっただけの理由、ルーツがあるんだと思いますよ。

 

「ネガティブな感情を出したら大事な人に嫌われた…煙たがられた」…そうやって傷ついた体験があり、深い心の傷になっている、それがまだ癒えていないんだと思われます。

あの頃みたいに傷つきたくないから、ある意味自分を守るために、「傷つくよりはマシな方法」として、我慢を選んでいるのでしょう。

 

いちいち考えて選んでいるわけではなくて、もう無意識に自動的にやっちゃってる、癖になっちゃってるんだと思われます。

しかし…我慢はよくないです。我慢しないでいいようになった方がきっと良い。まず、あなたがキツいはずですしね。相手との関係も対等とは言えません。

それに、あなたが我慢して相手の関係を保ったところで、相手との心の距離感は、心地よいものになるでしょうか?

「やった!我慢したら相手に近づけた!おかげでラブラブ!超幸せ!」と100%喜べますか?安心して心穏やかに相手のそばにいられますか?…答えはノーだと思います。

我慢することによってその場が収まることは、あるのかもしれません。でも、きっとその場だけのこと、本当の解決になっていないことがほとんどだと思います。あなたの感情だって収まったフリをしているだけで、犠牲になっている筈です。

なのに相手が、あなたの我慢、犠牲に気づかず平気な顔をしていたら…あなたとしたら、わかってもらえない淋しさ、不満、不信から、心の距離を感じるのではないでしょうか。

我慢の上に成り立つ幸せなんてないし、長くは続きません。我慢という方法は、距離を縮めたい二人にとっては逆効果なのです。

ではどうしたらいいか?…我慢をし続ける努力よりも、「相手に伝えるための努力」をした方が意味があるし、結果的には二人の距離も近くなるんです。

もちろん簡単なことではありませんから、最初から上手くできなくてもいい、やりやすいことから練習して取り組んで頂きたいと思います。

まずはあなたが自分に向き合い、「自分は今何を考えているか」とか、「自分は何がしたくて、何がしたくないのか」、「何に我慢しているか」など、自分の気持ちに気づけるようになること、そして表現できるようになることが大切です。

その練習として、「我慢している相手に、出さない手紙を書いてみる」ことをおすすめします。

この手紙は出さなくていい…相手に見せるためのものではなく、あくまで自分の気持ちに気づくため、それを表現するための練習なので、かしこまらず自由に書いてOKです。書くだけでも、自分の気持ちや相手と向き合う、その効果は絶大です。

紙の上だからこそ、焦ったり怖がることなく相手と向き合うこともできます。書きながら、自分でも気づかなかった気持ちがあふれてきたりして涙が止まらなくなったり、我慢させてしまっていた自分に出会うような、癒しが起こることもありますよ。よろしかったらお試しくださいね。

それから…先に書きましたように、感情を出したことで大事な人に嫌われた、煙たがられたなどのつらい経験が「癒えない心の傷」として強く残っていると、それが「自己否定、自己嫌悪の元」になり、生きにくさに悩まれているかもしれません…

その傷は癒すべきものです。辛い思いをあらゆる人間関係に投影し続け、恐れ続ける必要はありません。あなたには間違いなく価値や魅力があり、愛されるべき存在です。

人によって受けた傷は、人によって癒される、という言葉があります。よろしかったらお話お聞かせくださいね。あなたの苦しみが晴れて、早く楽になっていけませすように、心からお祈りします。

次回は、9/3、距離感を近づけるために、相手に気持ちを伝えるためのお話をしていきたいと思います。よろしかったらまたお付き合いくださいね。

 

来週の担当は、はたのえりカウンセラです。

今日もお読みいただきましてありがとうございましたとびだすうさぎ2とびだすピスケ2とびだすうさぎ2

 

 

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