心地よい人間関係を作るための奥義
みなさんこんにちは、
カウンセリングサービス の大みぞなおみ です。
毎週日曜、『自分プロデュース』のテーマを
はたのえりカウンセラー
真鍋純子カウンセラー
と4人交代でお届けしています
今日のテーマは
「心地よい人間関係を作るための奥義」です。
どうぞよろしくお願いします
カウンセリングで日々、たくさんの人の話をお聞きしていますが、そのほとんどの悩みが「人間関係」です。
自分以外の人とどう付き合うか…老若男女問わず、みなさんそこに深く悩まれます。
それだけ、温かで心地よい人間関係がほしいけど、それを作り維持していくのは、難しいってことなんですよね。
クライアントさんのためにも、自分のためにも、人間関係をよくするためには何が必要なのか?あれこれ考える日々であります。
そして、現時点で、私なりに「人間関係をよくするための奥義」をまとめてみましたので、今日はみなさんにもお伝えしたいと思います。
一、「人と自分の違いを受け入れること」
二、「程よい距離感を探すこと」…です。
今日は、「人と自分の違いを受け入れること」、こちらについてお伝えしたいと思います。
私たちは人と関わるとき、自分の感じ方、考え方を、基準=ものさしにしていますよね。
なにが好きか嫌いか、正しいのか間違っているのか、心地よいのか悪いのか…
誰しも人と関わるとき、この自分のものさしを基準に、感じ考えていると思います。
このものさしが、どうやってできたのかと言うと、その多くは親の影響と考えられます。
親からのしつけだったり、親の言動を見て、学んだり真似ることで、私たちは、それらを自然と身に着けていきます。
当然ながら各家庭,、個人によって、ものさしは違うのですが、そんなことは特に誰からも教わらないので、みんな大抵、「自分が普通、みんなだって同じでしょ」と思っていたりします。
これが人間関係の誤解…すれ違い、争いの元になっているのですが…そこには、なかなか気づけないもので。
「彼が私をわかってくれない…愛してないからだ」と傷ついたり、
「私が正しいのに…あいつが間違ってるんだ」と怒ったりして、
自分と違うー!あいつが悪い―!と嘆き、でも、本当はもっと仲良くなりたいので、悩むことになるという訳なんですね。
私たちってついこうやって、自分を傷つけたり、人を怒ったり争うことに、時間、気力、労力=エネルギーを使いがちです。
でも、人間関係をよくするためには、このエネルギーを「人と自分との違いを受け入れること」に、使った方が有意義なのだと思います。
「違いを受け入れる」…具体的に説明しますね。
「これは正しい、これは間違ってる」と自分のものさしで判断しない、裁かないこと。
…書いてしまうとこれだけなんですが…ついついやっちゃいますよねえ。
だからこそ、改めて考えていきましょう。
ものさしって万人に共通のものじゃなく自分だけのものなので、それで測っても意味がないことなんです。
なのになんでやっちゃうのか…思うに人って、自分のものさしをかざしながらも一方では、自分が正しいのか、自分が世間で通用するのか、実は不安でいっぱいで、
その不安を消すために自分がジャッジマンになって、人に優劣をつけることで、人の上に立ってるかのような気になって安心したい…
そんな気持ちがどこかにあって、無意識にやっちゃうんだと思います。
無意識にやっちゃうことなので、悪意も罪もないのだけれど…自分と人を比べ、人を裁くことにエネルギーを使っても、自分の心が疲れるし、相手との関係も良くはならないんですよね。
ものさしを持つのが悪いわけではありません。あなたが何をどう感じるかは全くあなたの自由!なのだけど…その感じ方は、みんな違うってことを、改めて意識すること、これがポイントです。
「人それぞれ違うんだから気にする必要ない。それでもつい、ジャッジしがちだけど…ジャッジしたところでそのものさしも、人それぞれだから…本当に意味ないことなんだよね…」
無意識でやっていたジャッジを、意味ないことだと改めて意識する、ちゃんと頭に入れておくだけでも、大きく違うと思うんですね。
今後も無意識にジャッジして、人間関係が固くくるしくなってしまうことは多々あるでしょう。
でもその都度、「ああ、これ意味ないんだっけ…やーめよ…」と気づけば」それでよいのです。その積み重ねでジャッジは減り、いつかは手放していけるのだと思います。
やり方としては、相手に対して、色々思うことはあるにせよ、ジャッジせず相手をそのままに、まずは受け入れてみる、そんなチャレンジをしてみるのはいかがでしょうか。
「ああ、あなたはそうなんだねー」と、まずはただ、受け取ってみるのです。
「はあー、私とは、全然価値観違うなー、ダメだこりゃ」、という相手なら、スルーする、受け流すのもアリでしょう。全員とガチで付き合う必要もない
ですしね。
でも、もしそれが、あなたにとって大切な人、わかりあいたい人なので
あれば、
「なんでそう思うの?」と興味を持って聞いてみるのも大切なことです。
そうやって相手の考え方、感じ方、相手のものさしの理解に努めることで、心地よい関係が作られていくのだと思います。
また、そうやって素直に聞いてみることで、「彼は私を嫌ってるんだ」的な誤解の半分以上がなくなる筈です。
自分の自信のなさ、自己嫌悪から、相手を疑い悪く見積もってジャッジしている…そんなことが、ほとんど、ですからね。
相手へのジャッジはもちろん、「自分へのジャッジをやめること」も、心地よい人間関係を作るためには、超・大切!ですよ。
…いかがでしたか?みなさんの人間関係のヒントになれば幸いです。
次回は、心地よい人間関係を作るための奥義
二、「程よい距離感を探すこと」、こちらについてお伝えしたいと思います。
また次回、6/4にお目にかかりましょう。
来週の担当は、はたのえりカウンセラーです。
今日もお読みいただきましてありがとうございました
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