ファッションで自分を築いていくの巻 | 写真家yukko*のVIVIDにゅ~す!

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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

東京のファッションコンサルレポート、


まだまだ続きますよ!



さて、


Mさんは、清楚な感じの中に、思慮深さが見え隠れする


若いながらも落ち着いた女性。



最初、Mさんとのメールのやりとりの中で、



現在めがねをかけていて


めがねも選んでもらいたいがどうか、と


いう話が出てきました。



そこで、



めがねを取ってみることはどうなのかな、と思い


それを提案してみると、


外す方向で行くとのこと。



それに加え、メイクもしてみるとのことで


友人のメイクさんを呼んでメイクもしました。



(顔出しNGとのことで、今回写真はありません。)



そうすると、清楚な雰囲気のMさんが、


いきなりアジアン・ビューティーに!!!



ごく薄い化粧だったのですが、


(メイクの子のウデもいいのだ)



これにはメイクの子もわたしもびっくら!



で、コンサルの最初は



アジアンビューティーといえば、と


ヴィヴィアン・タムから。



このブランドは、龍の刺繍が入っていたり、


チャイナドレスの要素のあるドレスがあったりで


まさにアジアン。



で、そこで赤い彼岸花の刺繍のある


黒いドレス(一部シースルー)を着ると…



似合う~^^



で、カッコイイ路線いけますね~ということで


次はセオリーへ。



ここでは足首の見えるきれいめパンツを試着して、


そこからスーツ、タイトスカートなど


いろいろ試着。




で、Mさん、すでにコンサルの感想を


メールで寄せてくれているのですが、



このときは、


「自分に洋服があっていくのが面白く、おぉ!こんなのが合った!

通勤用の普通のスーツと違うけど合う!といった感じで

新しい自分発見が嬉しかったです。


たぶんここで、いつもと違うお化粧をした自分を楽しみ、

受け入れられたような気がします。」


と。



で、黒いレザーが入ったセクシーなタイトスカートのときには



「黒いスカートをはいた時は「来ていない」と感じました。

何かが足りない、もう少し、という感じでした。」



これは、似合わないという意味ではなくて、


もっとそこに本当の自分に至るための

足し算がなされるべき、と


Mさんは感じてくださっていたようです。



その後に面白かったのが、


ポール・スミスでの出来事。



目に入ってきたワンピースを、


「これ着てみませんか?」と言って


試着していただいたのですが



それを着たとき、Mさんは何か感じたようで


レギンスをあわせるといいです、とアドバイスして


そのイメージが浮かんだとき


「イメージが浮かんでから、それがどこかに響く感じで、

お腹の奥にあたったのを感じ、また何かが

そこからゆっくりと体に響き返って行った感じになりました。」


だそうで。



で、そのワンピを購入されたのですが、


買う段になってわかったのが、


そのワンピースの名前が


「ストロボ」というそうで。



デザイナーのポール・スミスが


ストロボの閃光を平面に表したイメージの


プリントのワンピースだそうで、


黒地にいろんな色の光の帯が流れている


デザインなのです。



それを知ったとき、わたしは


目に見えないものを目に見えるものにする、


というのが、


目下のMさんの目指しているところなのかな、と


感じました。



最後はレギンスを探しにユニクロに行ったのですが、


その際にいろいろ話をしました。



松原さんの個人コンサルを受けたこと、


そこから感じたこといろいろ、など。



で、わたしが今回彼女から感じたのは、


彼女は自分の服をデザインしていくことで


これからの自分をデザインしていくんだな、


ということ。



これまで、彼女は特殊な強みのために


生きづらい人生を送ってきた。



一時は黒いタートルばかりを着ていたそうです。


彼女の言葉を借りると、


それは彼女にとっての


「拘束服」。



社会適合にそれが必要だと


思っていたそうです。



でも、それが松原さんのコンサルで解放され、


自由になり、



いろいろな力みをはずしてきた。



そのタイミングでのこのコンサルだったようです。




そして、いろんな服を着てみることで、


自分をいろんな角度から見てみた。



そして、いろんなことを認識されたのだと思います。



ひとつずつ、


自分に似合うものを


ひとつずつ組み合わせながら


自分のスタイルを作っていく。



それが、彼女の


これからの生き方をつくっていくプロセスと


重なるんじゃないかなと思います。



わたしのコンサルを


「yukko*さんのコンサルは

「焦点あわせ」が多様な気がします。」


と評してくださったMさん。

そう、焦点はたくさんあるのです。


無数にね。



だから、どうぞ何にも縛られずに


自由に作っていってください。



材料はいくらでもあります。



彼女の感想をシェアしようと思います。


たくさん書いてくださいましたが、


印象的だったくだりを。



「改装中で、外は一見普通だけど、

中はまさに変わらんとする建物の中で

同じように変わろうとする私の服選びで、


真っ暗でイメージの湧かない私に光を入れて

探ってくださった写真家のyukko*さんが

選んでくださった服が「ストロボワンピース」

それを着る私はもしかして

yukko*さんのように、カメラ的に世界を見るのかもしれない。


もしくは、私はぼんやりと自分の特性をもしかして

「他人に蹴りを入れる人」と認識してます。


それまで本人が気がついてない事や

出来てない事をやらせたり、

自分がなにかやって気がつくきっかけに

なったりしている所があるみたいであって、


それで視線を集めてしまったり、

変な沈黙を起こしてしまったりして、


だから他人にそういう事をさせる→悪い、

という認識でしたが、


これからはそこが他人と違う私であると

認識していくのかもしれない、と思いました。」



他人に「ケンカを売る」ことを


躊躇していたMさん。



売ったっていいんですよ。


買うかどうかは売られたほうが決めますから。



しかも、



彼女は今回、めがねを外してみたわけですが

彼女いわく、めがねについて

「私にとってめがねは自分の視角の周りの枠であり、

それを見る事で自分に自己暗示的に

「枠」という概念をフィードバックし、

ケンカを売らない自分でいる事を課した、

とも言えるのかなぁ、と思います。」



そうですか、では、


見えやすい世界で、


何も自分に課すことなく、


じゃんじゃん、いってくださいね。





Mさんが、


ストロボワンピースの写真を添付してくれました。



これから、このワンピースにどう味付けしていくのか。



真っ青なライダース?


オレンジのバッグ?


真っ赤なパンプス?


黄色いストール?



自由に思い描くことができます。



それにぴったりのワンピースを選ばれた


のだなあ、と思います。




それとともに


Mさんご自身もどう変わっていかれるのか、



とても楽しみなのです^^





「神の写真を撮る」 写真作家yukko*のVIVIDにゅ~す!