●オークドアバー/アトリエ・デュ・ジュエル・ロビュション | YUUのフーディーズダイアリー

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食べるシーンには、音楽、アート、会話があり・・・・・・

決して皿の上の料理だけでは語れない魅力が溢れています。

ここでは、私が仕事やプライベートを通して、出合ったこと、感じたこと

をつれづれに綴っていきます。

【六本木ヒルズでディナー】

六本木で仕事を早めに終え、

一緒に仕事をしている恵ちゃんと食事に。

まずは、グランドハイアットの6Fにある「オークドアバー」でアペリティフ。

日本にいるとなかなか何処かでゆっくりまずは食前酒を、というチャンスが少ないですが、

私は、このバーやカフェでのアペリティフの習慣が大好き。


音楽に前奏曲があるように、

美味しいお料理を食べる時は、やはりその前奏が必要。

中でも、「オークドアバー」は唯一、これからの夜が楽しくなるような、

ちょっとエキサイティングな気持ちにさせてくれます。

オークドアバー

平日は5時~7時までがハッピーアワー。

ドリンク1杯の値段で2杯楽しめます。

いつ行っても、近隣の外国人ビジネスマンでごった返していますが、

サービスも気持ち良く、活気があり、食事の前の待ち合わせや

仕事帰りの一杯には丁度良いのです。


■オークドアバー

東京都港区六本木6-10-3

ホテルグランドハイアット 6F

TEL:03-4333-8784


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ワインで程よく気持ちが良くなったところで、

次なるお店「アトリエ・デュ・ジュエル・ロビュション」ヘ。

六本木ヒルズがオープンした時は、とても話題になりました。

予約がきかない上、フランスの天才料理人ジュエル・ロブションが考えた

カウンターのみのカジュアル・フレンチというのが新しいコンセプトだったのです。


オープン当初からシェフに抜擢されたのは、

現在28才の須賀洋介シェフ。

今日は、雑誌のロケハンも兼ね、須賀シェフのお料理を改めて

いただきに参りました。

須賀シェフのお料理は、「ブルータス」や「料理王国」をみても

その独創性と繊細で美しい盛り付け惹かれるものがあり、

他の素晴らしい料理人や健啖家の人たちの間で、ちょっと最近話題になっています。


ロブ2

↑冷前菜:帆立のカルパッチョ柚子風味

ロブ5

↑温前菜:地鶏の温度卵パセリのクーリー

きのこの軽いクリームと共に

ロブ7

↑ラカン産小鳩と季節 きのこのフリカッセを沿えて


カクテルグラスに入った温度卵は、温かく、トロッとした食感。

きのこの豊な香りと味わいが口に広がり、トリュフの香りが鼻に抜けます。

小鳩のソテーは、火の通り具合が絶妙。

この時季のトリュフとジビエは、やはり美味しい☆


期待していた須賀シェフの創作性?ということになると「???」。

一度のプリフィックス・コース体験では、ちょっとわかりずらかった、というのが本音。


料理も音楽や絵画と同じく、

作り手の表情や哲学が理解できると、何倍も楽しめるものだと思います。

次回は、そんなこともちょっと理解した上で、

改めて違うお料理を頂いてみようと思います。

■ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F

TEL: 03-5772-7500

http://www.robuchon.jp .