バウの修理(その82 デッキの表層の復活!) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの修理(その81 地獄のサンディング テイク5。。。)』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-12042082458.html からの続き。。。


2015年6月20日、土曜日。

僕の37回目の誕生日。。。


なのに、、、


朝から表層の積層に必要なダブルバイアスのEグラスを切り出す。。。


型紙は補修部分のサイズ。。。


デッキ面と外板面を上手くオーバーレイ積層するための重なりや、オリジナルの表層へのオーバーレイなども考えて切りださないといけない。。。


デッキ面の2層目はデッキ面の補修部分とほぼ同じサイズ。。。


デッキ面の1層目は全体的に周りを50mm小さく切り出す。。。


まずはバウハウスの入り口を広げ全体をアセトンで拭き、、、



マスキングをする。。。


バウは合板部分は表層を3層した後に、更にバウ先を修理した時にオーバーレイできるように低めに削っておいた。。。


アンカーウェルのハッチの受けの部分は大きくテーパーを付け、ダブルバイアスのEグラスが馴染みやすいようにしてみた、、、でも無理だろうな~。。。

一番の問題はアンカーウェルの後部のデッキ部分の合板を削りだしたところ。。。


荒い、、、積層したら中の空気が膨張して、風船みたいに固まる可能性が。。。汗


ボランティアで手伝いに行っていた艇の修理中に同じことが起こったので可能性としては高い。。。


が、バウハウスがあるので陰を作ろうにもシルバーシートを縛る場所がない。。。


一か八かやってみよ~!!


まずは2層目のアンカーウェル部分をカット、、、ついでにアンカーウェルのコーナー部分のパッチ分もカット、、、


そして、2層目の重量を量り、、、


パッチの重量も量る。。。


そして、1層目のアンカーウェル部分もカット、、、外周が一回り小さいのは2層目とラップ積層するため。。。


1層目の重量も量る。。。



エポキシの主材と硬化剤を用意して、


積層~!!!


文書書くのめんどくさくなった。。。


やった作業は、

『バウの修理(その79 バウデッキのコアの接着。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12042061852.html

と、同じ〰。。。


違うことといえば優秀な助手のパートナーがいなかったのと夕方ではなく午前中だったということ。。。


で、午前中に積層をすると気温はドンドン上がり、やはり合板の中の空気や、抜けきれなかった気泡が膨張し、、、


こんな状態に↓。。。汗


この小さな3つはたぶんピールプライだけが浮いている。。。


これは完全にダブルバイアスのEグラスも浮いている。。。1層だけかな?2層ともかな??


この小さな部分もダブルバイアスのEグラスごと浮いている。。。


これはたぶんピールプライだけ。。。


これもピールプライだけ。。。


やっぱりアンカーウェルの凹凸は上手く馴染んでくれないな~。。。DASH!


とりあえずピールプライを剥がしてみると、、、


やっぱり、、、


想像していなかった場所も、、、


ちょっと酷い、、、


は~~、、、


おっ!こっちはやはりピールプライだけ、、、


あんまりガンネル部分は浮いてほしくなかったな~。。。


やはり今の時期の積層は夕方気温が下がっていく時にしたほうがよさそうだ。。。


でも、気温が上がると硬化したFRPの内部からも、これだけ膨張した空気が剥離を引き起こそうとするんだよね。。。汗


やっぱりバキュームインフュージョン工法がいいんだろうな~。。。


でも、時間的&タイミング的に積層を朝か夕方なんて選んでられないんだよね~。。。


合板もマイクロバルーンエポキシパテで目止めが必要だったかな???

でも、本当はエポキシが良く浸み込んでくれてしっかりと結合して強くなってくれたほうがいいんだけど。。。DASH!


まあ、3歩進んで1歩程度下がる~、、、って感じかな???


しかし、空気の膨張率が気になるぞ~!!


去年の誕生日はサンディング、、、今年は積層とサンディング。。。


とりあえず空気が入ってしまった場所をすべて削りとりました。。。

補修しなきゃ。。。あせる



『バウの修理(その83 外板ファブリックの切り出し。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12043570623.html へ続く。。。