2013 GWクルージングのトラブルと反省。(レース編) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『2013 GWクルージングのトラブルと反省。(艇の故障編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11570257923.html からの続き。。。


レースに参加するのに、これではどうなの?って話。。。


『レース編』

『第2回 東京湾ダブルハンドヨットレース』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-11539683965.html をご覧いただければ、詳しい内容が分かります。(ただし、アメンバー限定記事ですので、もし、ご覧になりたければ『限定記事とコメントについて』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11489285872.html の記事をお読みいただいてから、アメンバー申請をしてください。)



1、スタートの遅れ。


『原因』

エンジンが始動せず、ゆとりがなかったことや、25ノットまで吹き上がったことなんて原因ではなく、単なる腕時計を合わせていなかったのと、本部艇のアウトリガーだけを見てしまったのが原因です。

KYCのレースはVHFを入れておいたら5分前の合図をしてくれたり、回りの艇が大声でカウントしてくれたりするので、スプリングレガッタのオープンレースに出たときにはあまり気にしていませんでした。

つまりは、レースに身が入っていない証拠ですね。


『対策』

とにかくレース前には時計を合わせて、本部艇は全体を見て旗を確認すること!



2、ジェネカーを流す。。。


『原因』

単に、ジェネカーソックスのコントロールラインを固定するのを忘れたのと、飛ばしたシートのケアを怠ったことが原因。高速で走っている状態でシートが流れるとどうなるかという、いい教訓になりました。


『対策』

ソックスのコントロールラインの固定を忘れるな!コントロールラインを固定したら、シートも軽く固定しておけ!ということですかね?


3、水の抜き忘れ。


『原因』

面白おかしくいえば、東京夢の島マリーナの『ベガ』さんの戦術にはまったということ。(=⌒▽⌒=)

まじめに言うと、単に忘れただけですど、何か!?


『対策』

ただ、『忘れるな!』と自分に言い聞かせるしか。。。特にクルージング前後は気を付けよう!!



4、フェリーとのミート。


『原因』

って、フェリーが停船してアンカーを下ろしながらバックしてくるなんて予想もできませんでした。あの辺りでセーリングしている人たちは予想できるのでしょうか?完全に行き違った後に、短音5回『お・か・し・い・な』って言われても。。。その後に直ぐ短音3回『バックします。』って言われても。。。


『対策』

とにかく、ジブハリのテンションを緩めてスピードを得るためにパワーを付けて逃げました。艇速は7ノットオーバー、エンジンを併用しても7.5になるかどうか。。。クローズホールドなのでタックをすればフェリーの船尾、落としたらフェリーのバックの進路。。。様子を見ていたら風に流されたカーフェリーの左舷が見え出して事なきを得ました。

しかし、今、考えるとレース中といえども、Uターンして回り込んだほうがよかったのか、VHFで確認したほうがよかったのか、またはエンジンを使って最短コースで安全な場所に移動したほうがよかったのか悩むところです。

安全のためにはVHFで確認するほうがよかったのかもしれませんが、VHF非搭載艇が同じような状態になったら、VHF搭載艇が有利になるんじゃないの?と思ったり。。。

エンジンを使って最短ルート(風上へまっすぐ)で行けば、一番早くクリアできたけど、レース中だしエンジン使用の報告が。。。と思ったり。。。

Uターンの距離はレースのロスが大きすぎるし。。。と思ったり。。。

外洋レースなら漁労中以外の艇に対してはヨットに優先権があるけど、ハーバーリミット外とはいえ東京湾内のレースってどうなのでしょうか?

大阪湾内でさらにハーバーリミットの中では本船に優先権があるということは分かっているのですが。。。ハーバーリミット内ではセーリング中のヨットといえども雑種船、レースは特別な許可を得て実施されているだけで、他船の迷惑になってはいけないということですよね?

何か勘違いしているようであればコメントください。レース中のVHFの使用についてのコメントや東京湾内のレースなどのマナー的なアドバイスコメントをいただければと思います。ルールブックに載ってるかな?確認してみよ。。。

レースと安全の間でかなり悩んで、結果的には大分ゆとりができてそのまま帆走れたんですけど、正直かなり不安でした。



5、フィニッシュの高さの見極め。


『原因』

フィニッシュラインはコースに対して直角だと思っていたけど、かなり角度が付いていて、本部艇にかなり近づいてアプローチしたけど、結果的にマーク側でフィニッシュしてしまった。。。


『対策』

距離があって、スタートラインがだんだん短くなってきているのが分かったときに直ぐにプレタックしておけば、本部艇の位置を見極めてタックしてからフィニッシュできたと思う。

ただ、フィニッシュまでの距離を考えると、ダブルハンドの場合、タック後のスピードロスを覚悟してツータックが正解だったのか、ワンタックでスピードロスを最小限にして少し距離を帆走しったほうが正解だったかは、僕のレベルでは分からない。。。フルクルーなら間違いなくツータックです。


6、ハリヤードのテンション


『原因』

フェリーから逃げるためにジブハリのテンションを緩めパワーを付けていたけど、風の強弱がありそのままにしていた。というか、忘れていた。


『対策』

気が付いた時には本部艇までは10艇身もあるかないか。本当はタックしながらハリヤードのテンションも加えたいところだが、なにしろ二人で、10艇身では。。。ということでそのまま帆走り切った。残航が長ければジブハリのテンションを加えれば、ウェザーヘルムも減少してヘルムが軽くなり、切りあがることもなくオーバーヒールもなく帆走りやすいと思う。



フェリー以外は、ただの間抜けなレーサーということでしょうか?本人の意識の中では、あまりレースにこだわっているわけではなく、パートナー共々少し、向上心が欠落しております。よって、艇を安全にレースで走らせることには注意を払うけど、早くフィニッシュすることにはここで列挙しても次回には繋がらないかも。。。(・・。)ゞ

一番やばかったのはやはり、ジェネカーを流してしまったこと。下手するとキールやセイルドライブやラダーに引っ掛かって大問題になるところでした。気を付けなければ!!


『2013 GWクルージングのトラブルと反省。(準備不足編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11570893939.html へ続く。。。