こんにちは。PDIセンター関西の神山です。
3月の残り作業も落着き、PDIは束の間の平穏を取り戻しています。。
来月に迫ったゴールデンウィーク。オーラッシュ各店2日~5日まで休業となります
車で旅行、遠出を計画している方、車両のメンテナンスはお早めに。。。
そして GW早割りキャンペーン ご好評につき期間延長しています
今回のご紹介は
BMW 135
コンパクトな車体に
直6のツインターボ
エンジンカバーで装飾されたエンジンルームからは連想し難いかもしれませんが、
中々のハイパワーユニットです
そしてこのエンジンのトラブル。。BMWの持病とも言えるオイルエレメントベースからのオイル漏れ
見辛いですがエレメントベースの下側もオイルで濡れています
オイル漏れの弊害はエンジンルームが汚れしまうだけではありません
各部のゴム部品を膨張、劣化させトラブルを誘発させたり、
オイル自体の減少によりエンジン内部に深刻なダメージを与えてしまうことにもなりかねません
オイルゲージ設定の無いBMWやポルシェ系の車両は特に注意が必要です
まずは作業を行いやすくするため、
カウル周りを外します。この年式のBMW、エンジン周りの整備を行う際の基本ですね
エンジンカバー、エアクリーナーを外すと
オイルパン部までオイルが流れているのが見えます
エレメントベースはエンジン側に固定されているボルト3本とオイルクーラー行きハウジング固定の
3本を外せば取り出せます
・・・が一番の難点はこのボルト
判り難いと思いますが、インマニにガッツリと被っているEトルクス
インマニを外して
アクセス。画像は少しインマニをずらした状態。ボルトがはっきりと見えますね
そして、取外したエレメントベース
ゴムガスケットはカチカチに硬化しています
キレイに清掃して
ガスケットを新品交換。掃除できる部分は今の内にキレイに清掃しておきます。組付け部分も
キレイに清掃
で組上げます。組付け中の一コマ
漏れたオイルに浸っていたアッパーホースのOリング
左が新品に対して右が膨張したリング完全にサイズが変わっています。
どうにか水漏れは発生してませんでしたが、一度外してしまうと、もう組み戻せません。
新品部品に組替えて、冷却水を補充
圧漏れ検査を行いつつ、水を回してエア抜きを行います。
BMW、最近の電動ウォーターポンプの車両はエンジンを掛けずともある程度のエア抜きはできます
IGON状態でエアコンを最HI、風量最小でアクセルを一定時間ベタ踏みでサービスモードへ突入
エンジンは回っていませんが、W/Pモーター音と共に、冷却水が循環しているのが判ります。
エア抜き不足によるオーバーヒートのリスクが格段に下がります
後は通常通り、暖気後ロードテスト。エンジンが十分冷えた状態で冷却水量の調整をして完了です
オーラッシュPDIセンター、まだまだ洗車アルバイト募集中です。
車好き、洗車好き。。etc どしどしご応募下さい
愛車のご購入や車検整備、修理、点検、保険、板金、塗装、カスタム、etc.....
クルマのことなら何でもオーラッシュにご相談下さい!!!
O-RUSH PDIセンター関西
神山 聖
〒555-0041 大阪府大阪市西淀川区中島2-6-38
TEL:06-6473-8833 FAX:06-6473-8830