先日 悔いる想いを綴ったばかりなのですが、
自分で自分の好みに辿り着くまでの道程です!
どさっ。
この日は各々が一番惹かれるものをという流れになって、
みつ豆ちゃんとカヌレの好みの違いは興味深いものでした!
カヌレチョイスのこの子は、大分県産の ブラッドオレンジ 。
群を抜いていい香りを放っていたのでついつい、
インパクトのある紅い果肉がなんとも特徴的です!
赤と言うより紅色、時に少々どす黒い子までいるイメージです。
で、ほんとに所々血がにじんでいる感じ!
紅色の表現で済ませといてあげたいこの子はタロッコ種かな?
イタリア地中海地域が原産の意外と歴史の古い柑橘なのですね
とにかく甘みが強くて味が濃い。
肘を伝って落ちる豊かな果汁は 。。。 血そのもの!
食するものにその名前は如何なものかと思っていましたが、
ほんとにその言葉通りだしすっきりとした酸味で美味しいです。
と、ここまではなかなか好みのものを選べた気になっていたのですよね
みつ豆ちゃんチョイスのこの子は、広島県産の 晩白柚 。
前々から気になっていた柑橘みたいなことを言うので、
質より量で選んだんでしょと返事してしまいましたけどね
みつ豆ちゃん、晩白柚さん、ごめんなさい!
巨大で重量級を誇るその大きさにも驚かされるのですが、
皮が非常にぶ厚く皮を剥くと言うより解体している気分です。
確かに、久しぶりに昭和の柑橘こんにちはという雰囲気でした!
柑橘の中で世界最大とも言われている晩白柚は、
文旦などと同じくザボンの一種になるみたいですね
いただいてみて、驚愕!
八朔のようなサクサクとした食感がたまらなくて、
八朔から苦みを引いてそこに甘みが加わった感じ。
とにかくめちゃくちゃ美味しいですね
何処かしら奥ゆかしい美味しさを感じると言うか、
外来の柑橘にドヤ顔の濃さと糖度を感じたのです!
あ、ドヤ顔でないだけで、晩白柚の糖度はかなりのものと思われますよ。
国産且つ古き良きに目を向けるいい機会でしたね、
今年の残りはこれを機に国産の柑橘をいただきます!
古き良き = クラシック = どこかで聞いたような響きですよ、
結局ブルゴーニュの好みと舌は同じというオチが待ってました。