BLUES / GLENN HUGHES
RELEASED 1993.03
伝説は眠らない・・・。
だそうです(^_^;)
元ディープ・パープル炎のシンガー、グレン・ヒューズ ブルーズを歌う。
超豪華ゲスト陣にも注目 改心の、もとい、会心のソロ・アルバム
グレン・ヒューズがパープルを脱退したのは、パープルの解散が正式に発表される直前のことだった。1976年夏のことだ。
それから6年後のインタヴューで、彼はその時のことをこう回想している。
「パープルにいた3年間で、俺は燃え尽きてしまった。正直な話し、干からびちゃったんだ。だから、長い休息が必要だと思った」
そのコメントを裏付けるかのように、グレン・ヒューズはそれからしばらくの間、パープル時代の精力的な活動とは裏腹に、非常に地味で質素な行動しかとっていない。
それが・・・食い道楽の道を歩むことになるとは。
さて表題の通り、このアルバムはグレン・ヒューズの「ブルーズ」アルバムですが、やはり炎の男ですから、シャウトが随所で聴くことが出来ます。
例えると、ニール・ショーンが我慢できなくて早弾きに走ってしまい、スティーヴ・ペリーのひんしゅくをかうが如く、魂が熱くなりすぎてシャウトしてしまうようです。
でも、そこがいいんですよね(`・ω・´)
想いを込めて歌う御大グレン・ヒューズ・・・絶品です。熱さ、うねり、味わい深さ、泣き、心地よさ、クライマックス、・・・まさに魂を宿しているかのようです。
全体の曲調はR&B、ブルーズ・ロックという感じで、参加しているギタリスト(ジョン・ノーラム、ウオーレン・デ・マルティーニ、リッチー・コッツェンなど)も、自身スタイルのブルーズ・ギターを聴かせてくれます。曲や部分部分で我慢しきれなくなって、HR弾きになってしまうところもいいですな。
ギターの歪は大凡クランチですが、渋く良い音を出してますよ。
全編を通してグレン・ヒューズがベースを弾いていると思うのですが、楽曲を聴いた感じでは特に入れ込んでいる気配はありません。もう、ヴォーカル中心です。シンガー、グレン・ヒューズです。
しかし、この感極まってのシャウトは絶品ですなぁ。
①The boy can sing the blues
②I'm the man
③Here come the rebel
④What can I do Ya!
⑤You don't have to save me anymore
⑥So much love to give
⑦Shake the ground
⑧Hey buddy(You got me wrong)
⑨Have you read the book?
⑩Life of misery
⑪Can't take away my pride
⑫A right to live