猛烈に勉強した。
自分のやりたいこと、自分の強みが、
わからない！
幸せ感がないと
悩んでいる”ビジネスマンの方！”
聞いてください！
今回ご登場いただくのは、企画通過率９割の営業ライティングコン
サルタント （株）ＩＴブレークスルー
代表取締役の森川滋之さん
です。
森川さんは、なにを軸に仕事をしたらいいのか、と悩んだ末、ご自
身の”誰に、なにを、なににこだわって”という【自分軸】を発見
しました。そこから、今、自分の【自分軸】に立ち、経営者の営業支
援のコンサルティングをされている方です。
『自分に原因があるのは、
わかったが・・・』
ズバリ！森川さんの人生の原点は、”幸せさがし”と”プロ志向”。
１９８７年、京都大学国史学科を卒業。これからは通信の時代だ、
と思い、大手システム開発の会社に入社。ソフトウェアの開発を
を担当。
入社３年目、”自分がやりたい仕事をやらなければだめだ”と
思い、次から次へと、やりたいことばかりやります。７年目には、
提案業務をまかされるようになります。ＳＥとして、プロとして、
資格や自己啓発について猛烈に勉強。
ところが、やりたい仕事をやろうとすると、やりたくない仕事もやら
なければならない。やりたいことも、実は、思ったほど、面白くもな
い。
プロジェクトマネジメントやリーダーシップについて勉強し、資格
も取得。１５名のマネージャーに抜擢。すると、社内、客先の問題
が、森川さんのところに集中。やりたくない仕事が、一気にふり
かかります。
だんだん仕事がイヤになり、”自分の人生、一生こういう回転な
のか”と思い悩み始めます。部下は疲弊、森川さんに不信感を持
ち、何人かは、辞めていきました。
（『周りには、だれも先生はいない・・・』）
”会社を辞めたい”という話をすると、営業企画部に異動を勧られ
ます。まかされた社内システムの導入を一人で進めます。今度は、
よく知っている人たちから、総スカン。
”がんばったのに、なぜ？”とショック。
最終的に、いたたまれなくなり、２００４年、ＩＴ企業の営業に転職。
まったく売れない状況でしたが、ビッグサイトで展示会があり、プ
レゼンの依頼がありました。”最後まで、席を立たないセミナーに
したい”と思い、２００５年６月に水野浩志さん
の【セミナーをする方のためのセミナー】に参加。
プレゼンは立ち見が出るほどの出来でした。森川さんの”プロ志
向”の結果です。
営業企画部にいたので、営業のことは、わかっているつもりでした。
現実は、営業の進め方がわからず、１件しか受注できない。気持ち
的には追われるように、１年で、退職。
高額セミナーにも自腹を切って参加したが、まったく売れない。
営業できないひとの気持ちが、よくわかりました。
その後、独立。知り合いの紹介で、常駐のＩＴコンサルタントの仕
事をします。
２００７年５月、福島正伸さん
の『超人気コンサルタント養成講座』
についての文章に影響を受け、参加を決意。
「コンサルタントは、クライアントの問題を解決してはいけない」
（キャリッジウェイ・コンサルティング
今井孝さん）
今まで、”クライアントに依存されていた、そのため、クライアント
は成長しない、結果、自分は疲弊する”、ということがわかり、ショ
ックを受けます。
『自分に原因があることがわかるが・・・』
自分の生き方、考え方を改めます。今度は、自分を責めてしまう。ク
ライアントに対しては、急に突き放し、関係がギクシャク。”外部の
人間が入っても、組織はよくならないよなぁ”という無力感に襲われ
ます。
『ここにも幸せはない』
結果、２００７年１０月から３ケ月、引きこもり。釣りと読書の
日々。
（つづく）