あけましておめでとうございます
いかがお過ごしのことでしょうか。お正月には不信人者のぼくも、にわかに神威にうたれて、山そのものがご神体でもある近所の山にいきました。お神酒と称してバーボンの小瓶を持って。
森の奥の、良い水が沸く泉のそばで。かしこみかしこみ。お神酒の儀式を。
山の清冽な空気と湧き水を肴に飲む酒は染み渡るようにうまい。この日はこの季節には珍しく風が全くなく濃い霧におおわれて山と森とこの世界にたった一人でいるようで、お神酒がすすむと足から自分が溶けてご神体の山と一体になるかのような感覚が。
気がつくとお神酒は神様のお供え物の分はなくなっていて。まあいいか、最近は山に食べ物や瓶を放置するのも何かとマナー違反とかいわれるので、自分とご神体の山のカミサマとサシでお神酒の儀式をとりしきったのだから。そう満足してご神体の山のパワースポットにおまいりを終えたのでした。ここのご神体は、農業、学問、医療のカミサマらしいです。僕にぴったりですね。
ご神体からわきでる水 ありがたや
たいへんご利益のありそうなご神体
ご神体の山に入る入り口の天然の鳥居をくぐる