とにかく まずは大事にいたらなくてよかった  | 社会の窓

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思いついたこと、よく分からなくてトモダチに聞きたいこと、日々の近況など書き留めておいています。


大事に至らなくてよかった。まずそれがほっとしている。
ミサイルの発射実験は当然非難したいが、各国の反応はいきすぎだと考える。
ロケットとミサイルはその機械の構造はほぼ同じもので、運搬のエンジンに使えばロケットといわれるし、兵器として使えばミサイルと呼ばれる。それには例がない話ではなく、アメリカ合衆国が最初の有人宇宙飛行にシェパード宇宙飛行士を宇宙に送ったのは、タイタン型ロケットで、同じロケットでも核弾頭をつけたものはミサイルとして実戦配備されていた。違う点があるとすれば、嘘に手が込んでいるてんぐらいである。
 ミサイルでもロケットでもどう呼んでもよいが、(知識のあるひとにとってはどちらも同じものだから)これを機にしばらくあきらめてくれることをのぞむ。日本もやたら危機感をあおるばかりでなく、気象衛星がほしいのなら我が国のロケットを是非ご利用ください、今ならプロモーション中でおいしいお米もれなく4千万人人民皆様にもれなくプレゼント実施中と、冗談とも本気ともつかぬセールスのひとつでもしてみる価値はあるだろう。 福山克也