参議院選でのこと | ガウシャ/ラテン化推進会議

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ブラジル人と日本人が音楽で出合った、そして世界はラテンになってしまった。


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残念な結果になりましたが、この政策を立ち上げた者としては

決して今回の選挙のためではありませんので・・・、この政策を継承して

もらえる政治家を党派党略を超えて今後も実現に向けがんばります。

政策目標に掲げました「日系人とのパートナーシップ」は、21世紀に

おける民族のグローバル化に向けて、我が国が真剣に取り組んでいかなけ

ればならない問題と思っとります。

政策目標に掲げたマニフェストについては、在住日系人、日系人が多く居

住する群馬県大泉町の支援組織、日本の各省と在日日系人問題について交

渉にあたっているNPO法人等から、今後の彼らの活動の指針になるもの

として高い評価を得る事が出来て嬉しく思います。

特に、同マニフェストのメインとなっている日系人のステータスの確立

は、日系人をパートナーとして位置付ける我が国の新しい社会システムの

構築です、全国規模の組織作りを行って、実現に向けて努力していか

なければならないと思っとります。

いまひとつ、

今回の政策目標を各関係者に説明していく中で、小生が一番恐れていたこ

とが一つありました。それは現実に内在していたのでした。

在日日系人組織が非常に策略的にかつ本国の政治的な意図で活動している

一部の在日韓国人、在日中国人組織と行動を共にして、活動していること

です。彼らはそんなに深くは考えて行動しているわけではないのですが、

その組織等にとっては、新たに日系人と言う纏まった外国人組織が

加わったので、活動しやすくなっているようです。

(彼らは日系人について、日本政府の棄民政策として

自分たちの過去と同じように解釈し、利用しているかもしれません。)

小生は、この団体の代表者に彼らの歴史的由来・背景等何時間も説明し、

我々は日本の中に「日本人」、「外国人」だけではなく、新たに「日系」

というステータスを設け外国人とは違うステータスにしようとしているこ

とを縷々説明しました。

この元凶は日系ということがどういうことかを理解していない日本にあ

り、彼らを責めることはできませんが、日本、日本人が世界の孤児化する

ことを、次世代のためにも何とか防いでいかなければと思っています。

これはサンパウロ新聞に大きく報道されたお陰です。

そして、この報道により、今回提示した政策が新しい日本の社会システム

の構築という日本自身の課題として提起されたことが、少なくとも識者に

は理解されたことと思っとります。


誤解されないように・・。グローバルな世界においては、人権尊重の精神

は尊いです。歴史的に見れば、人類みな兄弟なわけで、そのことも小生は

理解しているつもりです。しかし、国家は国家として実存している訳であ

ります。国家は国民のためにあり、国民の定義も確たるものでなければな

りません。小生は在日の韓国、中国の方々を決して差別しているわけでは

ありません。在日日系人に関しては日本の国家の責任のあり方が違うとい

う歴史的事実を踏まえたうえで問題を立てているのが、小生の立場であり

ます。同じ在日外国人だからと簡単にくくってはいけないと考えておるの

です。政治がテレビのショーとなっている今日、沖縄県民の思いや移民、

移住した同胞の思いを日本国民は検証する必要があると小生はかんがえる

のです。そこから、世界における日本の立ち位置が見えてくるはずです。



かったるい日記でもうしわけない。

ガウ爺の宇宙ぼやきとご理解ください。