設計士が模型を作って持ってきてくれました。
さっそく外に持ち出し、建築予定の向きに合わせて写真をパチリ。
シンプルですが窓が大きく、大雪山系から昇る美しい朝日を毎朝気持ちよく拝められそうです。
大雪山はアイヌ語でカムイミンタラ（神々の遊ぶ庭）と呼ばれており、日本最大の国立公園です。
僕が住んでいる北星山は高台なので、ここから昇る朝日が実に美しく寝坊などしていられません。毎日、太陽とともに起きる日々です。
歩いて７～８分ほどの北星山ラベンダー園から眺める景色は、本当に心が洗われます。
どんな景色かというと……
ここから眺める大雪山はどこよりも美しいと思うのですが、中富良野町はよほどPRが下手なんでしょうね。町民ですらここの絶景に気がついている人はほとんどいません。というわけでいつでもこの景色を独り占めできます。
朝日が昇る大雪山は、夕方になる今度は夕焼けに染まります。冬、純白の山がピンク色に輝いていく瞬間は、つい時間を忘れてしまいます。
どんな景色かというと……
こんな感じです。
でも、この土地の本当のよさは夕日が沈んで行く最後の瞬間まで太陽を眺めていられるということです。
つまり、陽が昇って沈み、月が昇って星がまたたくという宇宙のサイクルを実感できる希有の場所なのです。
ワイオミング州ジャクソンホールの高台にあるアマンガニ・リゾートも朝太陽が昇り、沈むまで眺められる場所で、感激した覚えがあります。
大雪山が夕日に染まり、その反対側には真っ赤な夕焼け。一日が終わろうとするこの時間帯は至福の瞬間です。牧場で草を食む馬たちの姿にも癒されます。
宿のテーマは「癒しと活力」です。
ここに来ればきっとその意味が分ってもらえると思います。
では、では～。