【コラム】なぜリーダーになりたがらないのか?!(第3話) | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

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【前回までのおさらい】

■ PMに最も必要なのは、リーダーシップである。

■ PMを取り巻く環境は、非常に厳しい。

■ そのため、リーダーの育成が充分に出来ていない企業が多い。

■ しかし、自分に合ったリーダータイプになれば良い。







今回は、リーダーになるために必要な要素とスキル経験について、考えてみます。



まず、リーダーに必要な要素を分解してみます。



【リーダーに必要なこと】

1. 結果にフォーカスする

凡そ、リーダーというものは、結果を出すことを目的の第一にする必要があります。

どんな組織でも、リーダーに求められることは、結果を出すことです。

手法よりもこのマインドが無くてはリーダーとは言えないというのが、僕の持論です。

必ず、結果を出すためにどうするか?という観点で、プロジェクトを見ることが、第一条件です。




2. 諦めない

結果を出すことを第一にしても、なかなかうまく結果が出ないことは、世の常です。

でも、どんな状況でも、リーダーが諦めてしまえばチームは空中分解します。

だから、リーダーはメンバーが諦めそうな状況になっても、諦めないで励ましながら行動を続けること。

これも、リーダーに求められる条件です。




3. 感謝をする

1人で完結する仕事など、ありません。
ましてや、プロジェクトは、多くの方が協力し合って作り上げるものです。

だからこそ、周りの方に感謝をすることが大切なんですよね。

自分はリーダーという役割を担ってるだけで、メンバー一人一人が役割を果たしてくれないと、結果は出ません。

結果は、みんなでつくるものです。

そして、お互いに感謝しし合う組織は、シナジーが起こり、効率も上がり更に結果が出やすくなるのです。

まずは、自分が感謝をすること。
そして、それをチームの文化にすることです。




【スキルの身につけ方】

1. 本を読む

このブログでオススメしてるように、手っ取り早いのは本を読むことです。

本を読むことほど、効率良くスキルを身につける方法は他に無いと思います。

ビジネス書だけでなく、歴史書や歴史小説も読むと良いでしょう。

色々な歴史上のリーダー達が、どんなことに気を配って来たのか、学ぶことが出来ます。



2. リーダーに会いに行く

次に、実際に活躍しているリーダーに会いに行って、話を聞くことです。

手っ取り早いのはセミナーですが、僕のオススメはセミナーの懇親会で講師の近くに座ることです。

懇親会の場なら話しかけやすいですし、色々ホンネや深い話を聞けるので、是非お試しください(^ ^)



3. 現場で実践する

最後は、やはり実践です。

折角学んだことも、実践して使わないことには役に立ちません。

そして、実践することで色々腹落ちする部分も多く、スキルを自分のものにするためには、試行錯誤を繰り返すしか、方法がありません。

あなたに足りないのは、学びではありません。
行動し、実践することです。





さて、次回は実際のIT企業の現場で、どのようにリーダーを育成したら良いかについて、考えてみます。





本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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