【バックナンバー】
【前回までのおさらい】
■ PMに最も必要なのは、リーダーシップである。
■ PMを取り巻く環境は、非常に厳しい。
■ そのため、リーダーの育成が充分に出来ていない企業が多い。
■ しかし、自分に合ったリーダータイプになれば良い。
今回は、リーダーになるために必要な要素とスキル経験について、考えてみます。
まず、リーダーに必要な要素を分解してみます。
【リーダーに必要なこと】
1. 結果にフォーカスする
凡そ、リーダーというものは、結果を出すことを目的の第一にする必要があります。
どんな組織でも、リーダーに求められることは、結果を出すことです。
手法よりもこのマインドが無くてはリーダーとは言えないというのが、僕の持論です。
必ず、結果を出すためにどうするか?という観点で、プロジェクトを見ることが、第一条件です。
2. 諦めない
結果を出すことを第一にしても、なかなかうまく結果が出ないことは、世の常です。
でも、どんな状況でも、リーダーが諦めてしまえばチームは空中分解します。
だから、リーダーはメンバーが諦めそうな状況になっても、諦めないで励ましながら行動を続けること。
これも、リーダーに求められる条件です。
3. 感謝をする
1人で完結する仕事など、ありません。
ましてや、プロジェクトは、多くの方が協力し合って作り上げるものです。
だからこそ、周りの方に感謝をすることが大切なんですよね。
自分はリーダーという役割を担ってるだけで、メンバー一人一人が役割を果たしてくれないと、結果は出ません。
結果は、みんなでつくるものです。
そして、お互いに感謝しし合う組織は、シナジーが起こり、効率も上がり更に結果が出やすくなるのです。
まずは、自分が感謝をすること。
そして、それをチームの文化にすることです。
【スキルの身につけ方】
1. 本を読む
このブログでオススメしてるように、手っ取り早いのは本を読むことです。
本を読むことほど、効率良くスキルを身につける方法は他に無いと思います。
ビジネス書だけでなく、歴史書や歴史小説も読むと良いでしょう。
色々な歴史上のリーダー達が、どんなことに気を配って来たのか、学ぶことが出来ます。
2. リーダーに会いに行く
次に、実際に活躍しているリーダーに会いに行って、話を聞くことです。
手っ取り早いのはセミナーですが、僕のオススメはセミナーの懇親会で講師の近くに座ることです。
懇親会の場なら話しかけやすいですし、色々ホンネや深い話を聞けるので、是非お試しください(^ ^)
3. 現場で実践する
最後は、やはり実践です。
折角学んだことも、実践して使わないことには役に立ちません。
そして、実践することで色々腹落ちする部分も多く、スキルを自分のものにするためには、試行錯誤を繰り返すしか、方法がありません。
あなたに足りないのは、学びではありません。
行動し、実践することです。
さて、次回は実際のIT企業の現場で、どのようにリーダーを育成したら良いかについて、考えてみます。
本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
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