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【前回までのおさらい】
◼︎ PM業務を要素分解すると、以下の通り。
1. 顧客調整
2. ベンダー調整
3. 社内調整
4. PJ管理
5. 教育、標準化
◼︎ PMは、スーパーマンである必要はない。
◼︎ 高スキル人材は、ボトルネックになりやすい。
逆に、スキルが低い方が向いているくらいである。
今回は、
実際にPMの素質がある人とは?について、
考えてみます。
その前に、まず大きな前提の確認があります。
PMは技術者の延長か?!
僕の答えは、NOです。
もう一度おさらいしますが、PMの仕事は何でしたっけ?
1. 顧客調整
2. ベンダー調整
3. 社内調整
4. PJ管理
5. 教育、標準化
これ、技術者の仕事ですか?
勿論、その分野の技術知識と見識は必要です。
でも、実際にやるのは「調整」なんですよ。
要は、
「伝える」「聴く」「共感する」仕事なんですね。
では、
PMを抜擢するのに際して、
このようなスキルを磨く仕組みがある企業は、
果たしてどのくらいあるのでしょうか?
・・・
僕は、甚だ疑問です。
それどころか、
昨日までSEだった人間に、いきなり前触れもなくPMを任命することも、少なくありません。
本人に素質があって、PMになるための勉強をしてたら、うまくいく確率は上がるでしょう。
でも、殆どのPMは手探り状態で、
拠り所になるのはPMBOKの概念くらいです。
(参考)PMBOKとは?
↓ ↓
ただし、PMBOKなんて飽くまで管理基準であって、
実際の関係者の調整の仕方を教えてくれるものではありません。
「何」を知ることはできても、
「どうやって」がわからない。
せめて、
「何」はわからなくても、「どうやって」さえ分かれば、何とかなるんですけどね。。
業界全体がだいたいこんな調子だから、
「良い見本」もあまり周りにいないのが実態。
成功するためには、成功者から学ぶのは基本中の基本です。
優秀なPMを育てるためには、優秀なPMが必要なんです。
でも、
こんな実態では、優秀なPMが育つ方が不思議だと思うのは僕だけでしょうか?
ちなみに、成功の秘訣については、
こちらの書評をご参照ください。
↓ ↓
その中から、ちょっとだけ抜粋させて頂きます。
本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
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