こんにちは、こんばんは、おはようございます!
さて、先日に続き、箱田忠昭先生の、「できる人」シリーズの中から、この一冊をご紹介致します。
連続して、箱田先生の書籍になって恐縮ですが、実は、以前の書評を書き直したのも、この書評のための伏線でもあったのです(^-^)
まあ、それはともかく、早速お話を進めて参りましょう!
ところで、皆様は時間管理は得意な方でしょうか?
きっと、時間管理は、ごく一部の方を除き、多くの方がお悩みなのでしょうね。
僕も、まだ達人の域には到底達しませんが、20代の頃に比べると、随分効率良く時間を使えるようになったと思います。
ちょっと、書評の前に、ひとつだけ重要なポイントを確認させて頂きたいと思います。
「時は金なり」という言葉がありますが、
それでは、時間はお金で買えるのでしょうか?
皆様もお気づきのように、時間は決してお金では買えません。
失ったお金は取り戻すことが出来ますが、失った時間は決して取り戻すことが出来ないのです。
そして、どんな人にも、平等に一日は24時間です。
時間は、「命」なのです。
僕も、最近やっと実感出来始めたことなんですけどね、、、
だからこそ、僕は何よりも、まずは時間の使い方を学ぶべきではないかと思い、多くの時間管理の本を読んで来ました。
時間管理=人生管理
皆様も、そう思いませんか?
この本は、そんな時間管理の大切さを、丁寧に教えて頂ける一冊です。
①構成要約
1. まずは考え方を変えよう!
そうですね、時間管理がうまくいかないのなら、まず考え方から変えなければ、同じ結果になってしまいますよね。
実は、考え方を変えただけで、結果が変わってしまうものだと、この章は教えてくれます。
来る日も売れず自信を無くしていた保険営業マンが、突然売れるようになった「元気なふり」とは?
2. 「願望」と「目標」は全然違う!
皆様は、目標をしっかり立てて毎日をお過ごしでしょうか?
でも、例えしっかり目標を立てたつもりでも、なかなか実現出来ないことがありますよね。
実は、「目標」と思っていたものは、「願望」ではありませんか?
因に、「ダイエットしたい」というのは、「願望」ですよ(^-^)
でも、大丈夫。「願望」を「目標」に変える、3つの方法があります。
3. 行くべき方向を間違えないようにする!
さて、目標さえしっかり立てれば、それは叶うのでしょうかね?
いや、立てるだけで叶うのなら、苦労はしないと思いますし、皆様もそう思っていらっしゃると思います。
どうやってそれを毎日の行動に落とし込んで行くか、「管理」する必要がありますよね。
「モケジフォの法則」で、毎日何をどれだけ行うべきかが、はっきり分かります。
4. 「できる人」の時間管理術
ここは、「できる人」から事例で学ぶ章です。
かのピーター・ドラッカーの行っていた、時間管理術の極意も紹介されています。
時間管理術には、5つの法則があるそうです。
「80対20の法則」とは?
5. トップ3%は、どのように仕事をこなすのか?
では、「できる人」は、実際の仕事をどのように効率良く片付けているのでしょうか。
大きな目標を達成したいときは、「遠いときからしっかりと」考えるべきですね。
「いつか出来る」とは、決して思わないこと。
逆に「締め切り効果」も、うまく活用することで、結果が出せます。
難しい目標は、段階的に達成していくと良いそうです。
「三日坊主」にならないための、テクニックとは?
②所感
繰り返しになりますが、僕は時間の大切さを、常に認識しなければならない、とつくづく思います。
だって、「時間が足りない」なんて、言い訳に過ぎないわけで。
ビル・ゲイツだって、松下幸之助さんだって、僕らと同じく、一日24時間だったのですから。
この本を読んで、改めて自分に誓ったことは、
「出来ることから少しずつ」という言葉です。
何でもそうですが、時間管理も、うまくなるには効率の良いやり方を「習慣化」する必要がありますからね。
いきなりトップギアに入れても、挫折するのがオチです。
毎日少しずつでも、習慣を変えていけば、だんだん時間管理が上手になり、余裕が出来たり、以前よりも多くの物事がこなせるようになる。
大切なのは、「どうせ無理」と思い込んで、「思考停止」にならないことではないでしょうか。
最後になりますが、箱田先生の本は、ノウハウや法則が中心なのですが、非常に分かりやすく、すぐに実践出来る内容なのが、とても共感出来ます。
読まれたことの無い方は、一度お読みになってみることをオススメ致します!
③こんな方へオススメ
1. いつも時間が足りなくなる方
2. 時間管理が上手になりたい方
3. 目標を期限通りに達成したい方
こちらもオススメです。
勝間勝代さん、大前研一さんなどの、「一流」の方の習慣が学べますよ